理想の家庭はどのような姿なのでしょうか

理想の家庭はどのような姿なのでしょうか

社会を構成する最小単位は「家庭」ですね。

 

一般的に「家庭」というと
父、母そして子供の最低3人で構成されるものです。

 

どうして家庭を築いて人は生活を営むのでしょうか。
昨今では個人主義が台頭し一人で暮らそうとする人も多い中で
どうして「家庭」をもつのでしょうか。

 

そもそも男性と女性が愛し合えば
共に過ごす時間を密にしたいと考えるのが自然です。

だから愛する人同士、共に生活したいと願う。
その延長線上に「家庭」があるといってよいでしょう。

 

そして、二人の間に愛の結晶となる「子」が生まれることによって
夫婦は父母となり、ここで初めて一つの家庭ができあがります。

この過程の中で、個人として生きてきた時とは次元の違う、あらたな生きる喜びを感じているわけです。

 

結婚したとき、そして、子供を授かった時、それぞれ精神的にも一段階別のステージに入ります。

実に人間の生の営みの中で当たり前の、平凡な誰もが経験する過程なのですが、この基本的人間の営みこそ幸福の源泉になっているのです。

 

神様が描く家庭の理想

神は私達を創造した方
創造主であります。

 

「創造した」といえば、神の作品のような立場にある私達人間です。

しかし、神はご自身を似せて創造されたわけですから
これは作者と作品といった関係でなく、生んだものと生まれたものという関係です。

 

しかも、そこに情的な「愛の関係」を伴っているために、

いわゆる「親と子」という、人間関係の中にある関係性と同じ関係が神と人との間にある・・ということなのです。

 

そして人の親が子に対して願いを託すように神も当初から親として、生み出した人に対して特別な思い、願いがあったに違いないのです。

 

神様の願い

では、神様の願いは何でしょうか。

 

それは、この実体の世界に家庭を築き、神様と人が共に永遠なる愛の関係を結ぶことを通して喜びを分かち合いたいのです。

 

従って、理想とする家庭の姿は、父母と子という関係の前に、私たちが神を親として慕う心をもち、次に神という共通の親を心に抱いた男女が互いに愛するということ。
そして、その二人の間に子供をもうけることなのです。

 

神を父母として、夫婦、そして子供
この関係性を築くことが何より神の当初から描いていた愛の理想的基盤となる「家庭」でありました。

 

実はこの家庭を構成することこそ、永遠の愛と幸福の世界を築き発展させることを可能にする重要な「場」になるのです。

 

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