目次
第4章 信仰の子女に関するみ言
神様の子女が行くべき道
アベルがカインを屈服させて実体基台を立てて、子女を復帰すると同時に父母を復帰する条件を立てねばならない。その条件を立てようとすれば、アベル一人ではできない。カインと一つになって立てなければならない。そのような面でアベル的な教団である統一教会と、既成教団が一つにならねばならない。このようにお互いが協助してサタンを完全に屈服させることができる時が来る。そして、我々はカインとアベルが一つになる条件を立てるために、超教派運動をしている。皆さん達はこのような内容を知ってこそ、蕩減復帰がどのようになるのか知ることができます。
国家を見ても、民主と共産はアベルとカインに該当するので、やはり、勝共連合を通して成さねばなりません。それによって先生は、世界復帰のための蕩減条件を立てました。先生がこの地上に来てそのような条件を立てて、父母の位置に上がったので、再び下りていくことはできません。今は、子女たちを通してしなければならないのです。そして、先生の恨を子女達が解いてあげなければならないのです。
それでは、今、皆さんたちの立場はどのような立場か?皆さんたちは神様が4000年間準備したイスラエルの国を得た立場であり、イエス様に任せようとしたユダヤ教団を皆さん達が相続した立場であり、ヨセフ家庭に与えた全ての条件を全部得た立場なのです。それだけでなく、祝福家庭はイエス様が追われ、追放されながら、探そうとされた新郎新婦の立場を決定した立場です。このような凄まじい立場にいるために、内外において迫害されるのです。
我々は亡くなられたイエス様が2000年間苦労を経た後、この地上に再び来られて成さねばならない子羊の婚宴の立場を越えた立場です。このような立場にいる我々は教会・民族・氏族を失ってしまった立場ではなく、むしろ、それらを探すことのできる立場なのです。このような時なので、祝福を受けた家庭に‘民族的メシヤになれ’というのです。
祝福されたということはメシヤが2000年間の苦労の上に地上に基盤を築いて、選ばれた民族と教団と自分の氏族を中心として、新郎・新婦の名前で出発することができる時が来たということです。
皆さんたちは氏族的メシヤになることができますか?先生と父子の因縁が結ばれたためにサタンも何もすることができないのです。このように祝福は本当にすごいものなのです。
そうだといって、皆さんたちがイエス様と聖霊より優れているのではありません。氏族復帰の恨を我々が解いて差し上げるので、イエス様も有難がらねばならないのです。この時、我々がしなければならないことは何か?先生が歩いた道に従って行く
のはもちろん、イエス様が行かれた道を蕩減しなければならないのです。そして、ノア家庭の8人家族を探さねばならないのです。
第1次7年路程では、伝道をしたとしても、先生の路程に協助する意味で伝道したことになります。そして皆さんたちが伝道した信仰の息子・娘は、先生の息子・娘という条件になります。それなので、皆さんたちが責任を持たなくても良いのです。しかし、今から伝道する人々は皆さんたちを中心として父子の関係になるので、第2次7年路程中において40日伝道期間で因縁を結んだ子女をそのまま放って置いたら大変なことになります。
そのために、今回の伝道期間に伝道した人は自分が抱いて育てなければなりません。手紙を書くとか、物質的因縁を通してでも、彼らが皆さん達を父母のように侍ることができるようにしなければなりません。そのようにできないならば難しい問題になります。まるで6000年間数多い人間達がアダム・エバを讒訴しても何もできなかった立場のようになるのです。それなので、皆さんたちが各自の責任を果たすことによって、先生の恨が解かれるのです。
今は、我々の時です。我々を迫害してなくそうとしても駄目です。我々はそのような自信感と正当な天の権利を持って堂々と前進しなければなりません。祝福を受けなかった人々は3人の信仰の子女を探したてて家庭を成さねばならないし、祝福を受けた家庭は先生に家庭を中心としてノアの八人家族のような立場に立たなければなりません。世界復帰路程を行くにおいて、先生の、信仰の3人の息子を中心とした3家庭を基点として、神様の家庭が縦的に拡大していかなければなりません。
ヤコブの12人の息子と70家族、モーセの12支派と70長老の12数と70数を探し立てねばなりません。1960年代を基点として、このような条件を立てました。そのため、皆さんたちも氏族メシヤの立場に立ったために、このような条件を立てねばなりません。
祝福家庭は、先生の家庭を中心として四位基台を成さねばなりません。このようにして、成された家庭が、本来、アダムが成さねばならなかった家庭型でした。これができなければ、氏族的メシヤとしてイエス様のみ旨を抱いて出発することができません。神様を中心として四位基台を成した家庭が四方性を帯びれば、12家庭が成されるのです。
神様の目的と方向と一致しなければ
万一、3弟子がイエス様と完全に一つになって、信仰の3子女を立てたという時には、イエス様と一つになった12弟子が立つようになるのです。この弟子たちは、歴史的な罪を蕩減するための代表者なのです。
カインの立場にいる3人の息子を復帰しなければなりません。カインの立場にいる者が誰かといえば、正に、天使長なのです。アダム時代に、天使長が堕落することによって3天使を失ってしまった結果になりました。これを、3代を経て復帰していくのです。
イエス様の3弟子は神様がアダムを創造する時、3天使が協助したのと同じように、イエス様の直系子女が腹中にいる時から、従順屈服する心で侍らなければ、その基準を探し立てることはできません。その基準を探し立てるようになれば、3天使が霊界において解放されるのです。ですから、3弟子が絶対必要です。そのようになれば、イエス様の前に12弟子が一つになるのです。
神様の歴史をみて見る時、ペテロは堕落したアダムの復帰型で、ヤコブはイエス型で、使徒ヨハネは再臨主型です。再臨主時代には、愛を中心として地上を主管しなければならないため、使徒ヨハネは愛の使徒です。ですから、再臨主の象徴である使徒
ヨハネは殺されてはならないのです。ほかの弟子は十字架で殺されましたが、使徒ヨハネは十字架では死にませんでした。ペテロはアダム型なので、逆さ十字架につけられて死にました。
祝福家庭は先生の家庭を中心として四位基台を成した立場ですが、これだけをしても支派編成はできません。12数を満たしてこそ、はじめて氏族復帰の新しい段階に行くことができるのです。ですから祝福家庭は必ず信仰の息子・娘を探し立てて12支派を作らねばなりません。これをできずに逝かれたのが、イエス様の恨みでした。よって、我々がこれを成すことによって、新しい氏族的メシヤとして出発することができるのです。
それでは、信仰の息子・娘たちの心情的な基準はどの程度でなければならないのか?十字架上で弟子たちがイエス様を裏切ったのと反対に、死の場でも、父母を代身することができる基準でなければならないのです。そのようになれば、この信仰の息子・娘は歴史的なカイン型を代表する立場に立つようになります。しかし、カインを代表する立場でアベルに絶対的に侍らなければ、恨の条件とサタンの讒訴条件が残るようになります。そのため、信仰の息子・娘は、父母の直系の息子・娘が腹中にいる時から従順屈服して、アベルとして侍ることができる立場に立たねばならないのです。そのようにしてこそ、天使たちがすることができなかった条件を蕩減することができるのです。これができなければ、サタンが讒訴する条件が残るようになるのです。先生と皆さんは1960年から、この基盤を築くために麦飯を食べながら、共に苦労してきたのです。そして、先生は7年路程の初年度の標語を‘生涯の中で最大の実績を残す年になるようにしよう’と定めたのです。そして、歴史上願われてきたその年を迎えてはじめて家庭を探し立て、その次の年の標語を‘神様の代身者になろう’と定めたのです。
それは息子・娘を中心として父の代身として使命を成そうという意味でした。そのような基盤の上に見せてあげて、誇ることができる立場を備えた時に、家庭的勝利は簡単に成されるのです。そして、後半4年は‘勝利的主管者となれ’と標語を定めたのです。我々はこれを連結していけば良いのです。
我々がこの7年路程に同賛することがどれほど大きい福なのか知れません。一つ知らねばならないことは皆さんの先祖たちは今まで復帰摂理に何の功績もなかった人たちです。先生を通して祝福を受けた家庭たちがいつ、アブラハム・ノア・モーセのような先祖たちが協助して実を結びましたか?先生が皆さんたちを祝福してあげることによって実を結んだのです。皆さんが実を結ぶことができる立場に立つようになったのは、そのような先祖たちの善なる実績を受け継いだためなのです。
皆さんたちが祝福されたことによって、皆さんの先祖たちも勝利した恵沢圏内において出発することができるのです。そして、皆さんの先祖たちも自由に地上に再臨し
て協助することができる時が来るのです。今から70代、あるいは200代以上の先祖を解放してあげる時が来るのです。このような因縁がなければ、終末時代が現れることができません。今、我々は復帰摂理の時代を迎えるようになったのです。
第2次7年路程は摂理時代から見る時、先生の7年路程が完全に終わり基盤を築いて越えていく時であり、皆さんにおいては全ての勝敗が決定される時なのです。
先生は一代で、皆さんたちは二代目です。二代目である皆さんたちが、この7年路程で韓国の運勢を完全に占領しなければならないのです。これを知り、7年路程を歩まねばなりません。皆さんたちが行かねばならない道は、先生が歩んだ道の100分の1にもなりません。今の皆さんたちに、先生が受けたほどの迫害もなければ、反対もありません。
皆さんたちが特に有り難いと思わなければならないのは、今まで、先生は肉身の父母、兄弟にみ言を伝えることができませんでしたが、今は氏族復帰をすることができる基盤が準備されたために、皆さんたちは自分の氏族を中心として痛哭しながらみ言を伝えることができるのです。また、過去においては次子を立てて長子復帰をしてきましたが、今、そのような時代は先生の時で終わります。皆さんたちは長子復帰の権限を持って現れたのと同じような立場なので、年上の兄たちは弟たちを打ってでも連れて行かねばならない時なのです。それを基盤として氏族を編成してもサタンが讒訴できないのです。
人は目的を持たねばならないし、その目的に向かって行くことができる明確な方向がなければなりません。そして、その方向を通して生活問題を解決していかねばならないのです。
今、神様の目的と方向は、皆さんをして12支派を編成するようにすることです。イエス様がこの地に来られ12支派を編成して世界的な出発をしようとされたように、今日、我々においても同じです。神様の目的であり方向である12支派編成が現実的な我々における生活の中心にならねばなりません。これを成すことができる人であってこそ、神様の目的と方向と一致できるために、天国生活をすることができるのです。これが復帰摂理の核心なのです。
我々は第2次7年路程において、何をしなければならないのか?今、指摘したこの使命を成すことによって、イエス様のように真の息子・娘になることができるのです。
再び来ることのない権限時代に後悔のない毎日を過ごせるよう、もう一度、気を引き締めて力強く行きましょう!
(1983.8.13.第2次7年路程の意義)
天国に行く公式路程
皆さんは今、家庭復帰をしなければなりません。そのためには、信仰の3人の息子・娘を探し立てなければなりません。そして、その息子・娘と四位基台を成して、自分の父母を中心とした外的な信仰の四位基台を成して、信仰の子女が自分の直系の息子・娘に完全に侍ることができる基台を立てなければなりません。この信仰の3子女は何かといえば、霊界においての3天使長に該当します。3天使長がアダム・エバを創造する時から待ったのと同じように、皆さんが祝福を受けた後、出産する子女が腹中にいる時から、信仰の子女が侍らなければならないのです。これが何かといえば、アダムが創造される前から、創造されて、成人になって、聖婚式を挙げる時まで、天使長が協助しなければならないその基準を、皆さんがこの地上において蕩減復帰するのです。そのために、信仰の3子女が絶対必要なのです。
時代で見れば、アダム時代・イエス時代再臨主時代と、このようになりますが、ここでアダムは第1の息子であり、イエス様は第2の息子であり、再臨主は第3の息子なのです。この3時代において、復帰歴史を誰が反対したのかといえば、カインがいつもアベルに反対してきたのです。そして、カイン型復帰をするに当って、3大天使長が先ず復帰されねばならないのです。そして、皆さんが祝福を受けて生んだ子供に腹中から完全に侍ることができる基盤を築かずしては、皆さんの後孫が天の民になることができません。これが天法です。イエス様もこれを成せなかったために死なれたのです。そうでなくて、皆さんが考えるように簡単だったならば、なぜ死なれますか?お嫁もとらずになぜ死なれたのですか?このような天法のプログラムに合わせなくてはならないからなのです。それが天国に入るための公式なので、公式路程を踏まなくては絶対、天国に入ることはできないのです。天国は個人的に入るのではなく、家庭的に入るのです。
今日、イエス様を信じる人たちが全部、天国に行くと言いますが、彼らが言っている所は天国ではなく、楽園です。イエス様が今までどこにおられたかと言うと楽園におられました。新婦を待ち焦がれるそのような基準が残っているために、天国に行くことはできないのです。天国に入ることのできるその道を見つめながら、今まで来られたのです。
本来、創造原則による天国は家庭を中心として入っていく所です。父母が入って、子息が入って、自分の一家そして一族全体が入ってこそ幸福なのであって、父母は地獄に行って子息だけ天国に行けば、それは天国と言えますか?
それなので統一教会がこれから天国に行くことのできる道を築くに当って、家庭的な基準を築かねばなりません。そうしなくては天国に行くことはできないのです。家庭を中心としてサタンが讒訴することができる基準から抜け出さねばなりません。歴史的な讒訴基準、時代的な讒訴基準を抜け出すのです。そのためには、このような復帰の公式路程を経なければならないことを知らねばなりません。迫害がなく、自由な、この平面的な環境で、皆さんがそれを解決することのできる期間が第2次7年路程であることをはっきり知らねばなりません。わかりますか?
これから、このような路程を経なければ祝福をしてあげないのです。今までは、第1次7年路程期間では先生が責任を負っていた圏内であったために、祝福をしてあげましたが、これからは皆さんがこの公式路程を通過しなければ、絶対、祝福をしてあげないのです。それを知らねばなりません。そのために、皆さんがこのみ旨に従おうとすれば、この7年路程を行かざるを得ないのです。皆さんがこの路程を行かなければ、これから世界の数多い教会員たちがやって来て代わりに行くでしょう。これから、これがある基準さえ越えるようになれば、皆さんが過去に伝道した人たちが認定を受ける時が来ます。皆さんが従って行くことができない時が来るというのです。
(1968.9.1.復帰の家庭と世界)
サタン圏の愛とサタン圏の血統を抜け出すには
今日、この18回を迎える父母の日を中心として、神様の摂理を見る時に、現在、どのような時に対しており、我々統一教会自体が担っている使命が、どのような使命なのかということをはっきり知らねばなりません。そうすることによって...。さっき、堕落によってどんな病気が発生したといいましたか? 「自己中心です。」 そうすることによって何が解決するのか?初めに自己中心を解決することができます。その次には何ですか?自己を中心として愛する行動です。その次には何ですか?3番目は?サタンの血統を受け継いだのです。
それでは、今、3分の1をしました。わかりますか?サタン圏を抜け出す、統一教会人は、サタン圏から解放される内容を知ったのです。その次には、サタン圏で解放されて、我々がサタン圏を救うことができる内容を知ったのです。わかりますか? 「はい。」 その次には、どのようにしてサタン圏の愛とサタン圏の血統を抜け出すのか?ここでじっとしていたとしても、体はサタンの血筋を受けたので、自分のことを考えて、自分だけを愛して、サタンがいつでも引っ張っていくというのです。しかし、そのようにできないようにするには、神様の名で私を否定することによって、条件を切ってしまうのです。それでこそ関係を結べないのであって、ちょっとした条件さえ生じれば、サタンはいつでも神様の前に出ることができるのです。
これによって、自分を中心としたこの思想を完全に撃破することによって・・・。皆さんたちの外的な圏が何かといえば、天使圏です。天使的時代です。サタン時代において堕落圏を否定すれば、これが何かといえば、天使長が自分を中心とした考えを否定することになるのです。そうやって、天使長の血統を持った人間たちが全て解放されることのできる圏を成しておいたというのです。それなので天使長の位置に来たというのです。天使長の位置に立ったというのです。堕落した天使長の位置ではなく、堕落していない天使長の位置に上がってきたというのです。わかりますか? 「はい。」
それでは、この統一教会の者たちが天使世界ですが、どのように地上に基点を作るのかというのです。息子・娘を探し立てることによって、その基点を作るのです。息子・娘を立てることによってです。なぜか?本来、神様の息子・娘になるのが、堕落することによって、サタンの息子・娘になったために、復帰された天使長の立場を中心として見る時には、サタンよりも優れているので、新しい世界においてサタン世界よりも優れた天使長の息子・娘を作ることができるのです。それが何故、必要なのでしょうか?このサタン世界において実体のアダム・エバを失ったために、実体の天使長の立場に立ってアダム・エバを再び探さなければ、天使長は完全に解放されることはできないというのです。
それによって、この霊的息子は全体から見れば天使世界に該当するのですが、3天使が私を中心として完全に保護してくれることによって、保護圏内でエデンの園のような立場でアダム・エバのように息子・娘を生むことができるのです。本来、アダム・エバを創造する時、神様が天使長の協助を受けて創られたように、ここで神様と天使長と、このアダム三者が合わさって、自分の息子・娘を、アダムを創造する原則を復帰することができるのです。ですから、ここに父母がいて、息子・娘がいるのです。
今まで、この父母はどのような立場なのか?息子を生むには生みましたが、サタン世界にも接することができ、天の世界にも接することができる境界線にいるというのです。この境界線に立った父母が生じたのです。ここで、この父母は何かといえば、我々が原理でいうところの長成期完成級を越えた所です。ここで生むので、完成級に向かって行くことのできる、堕落しない圏内に入った父母と子女が出発した基準に立ったのです。それを7年間で行かねばなりません。3次7年路程、完成級は7年路程に該当するので、7年路程で、それを越えていかねばならないというのです。
それによって天使長を復帰して、その次に堕落したアダムを復帰して、アダム・エバが堕落圏である長成期完成級を越えた父母を復帰したのです、父母。偽りの愛によって落ちたのを、再び、もう一度、探し立てた、そのような父母と同じ立場に立ったというのです。アダム・エバ夫婦で堕落しましたが、これは復帰した夫婦だというのです。それは誰を立てて?息子を立てて上がらねばなりません。息子を立てて上がっていくのです。なぜか?今日、皆さんたちは全部、堕落圏内で二つの世界と関係を持っているのです。そして、皆さんたちは、その息子・娘を連れて完成級まで上がっていって、その息子・娘が祝福を受ける時まで、最後まで保護してあげなければならない責任があるというのです。祝福してあげなければならないのです。わかりますか?それが復帰過程なのです。
(1977.4.18.歴史的真の父母の日)
真の父母から祝福されるとき、天の愛と血統に転換される
それでは、いつ皆さんたちが天の愛と血統に転換されるのか?真の父母によって祝福を受ける時に、血統が転換されるというのです。堕落は何かといえば、サタンを中心として結婚して起こったことですが、今日の統一教会で皆さんは神様を中心として、父母様を中心として結婚式をすることができるということは驚くべき事実なのです。落ちていったのと反対に全部編んで上がっていくのです。そうしてこそ復帰されるのです。ちょっとした穴が生じても、サタンが侵入するのです。完全に合わなければならないのです。水も漏らさぬほどです。なんのことか、わかりますか?このようなことをレバレンド・ムーンが知ったので、このサタン世界が崩れるのです。わかりますか?
そのような過程が残っているために、そのような過程を全部・・・。外的な過程も全部、父母になる人が築かねばならないし、その次には、このような家庭も、ある中心家庭が現れて、全世界を代表して築いていかねばなりません。そうしなくては、皆さんたち自身がその道を行くことができる方法はないのです。そして、公式路程を作ろうというのです。その次には、公式通りにすれば、間違いないのです。ですから、皆さんたちは祝福を受けて息子・娘が必要ですか、必要でないですか? 「必要です。」 なぜ必要ですか?長成期完成級から完成期完成級までの7年期間を皆さんの息子・娘なくしては、上がって行くことができないのです。なぜか?本来、アダムが堕落しなかったならば、神様の主管圏内で完成級の位置に行くことができますが、その堕落しなかった位置に立ったアダム・エバのような息子・娘がなければ、行けないというのです。
では、そうしながら、天使のような立場で3人の霊の息子たちが、その父母を中心として何よりも、サタン世界の誰よりも、その父母を愛する3年過程を越えて、7年過程を上がってこそ、ここで一つになるのです。息子と父母が一つになって、天使が一つにならねばなりません。そうしてこそ越えていくのです。その次には、堕落したアダム・エバが父母になるのではなく、堕落しなかった父母の位置に立って、堕落していない息子・娘を生んで、完成級まで上がっていくのです。この完成基準では、息子と父母と天使が一つになるのです。そして、ここで天使を立てて、その次には父母を立てて、その次には息子を立てて、神様の前に敬拝を捧げるのです。
そして、横的にそのような道を築くことによって・・・。サタン世界は何かといえば、天使世界であり、堕落したアダムの世界であり、堕落した息子・娘の世界なのです。それによって、この三者が天の前に敬拝することによって、その世界に行って探してくることのできる道が開かれるのです。そのようにしておいてこそ、皆さんの後をついてくる、皆さんが伝道した人たちも天国に行くことができるのです。
では、自分の氏族と民族と国家と世界が自分の築いた道に従って、歴史的に先生が死んだとしても、100年、1000年と、これが復帰される時まで、この公式が常に反復されて、神様の前にもどって行くことができるのです。そのようになってこそ、堕落圏に勝利した真の父母の分身のようになって、真の父母が行く天の国に完全に入って行くことができるのであって、そうでなければ絶対に入ることができないのです。ここでは、皆さんたちも真の父母です。皆さんの氏族を中心として、皆さんの民族を中心として。わかりますか? 「はい。」 理解できますか?これは理論だけではないのです。レバレンド・ムーンはこのように生きてきたのです。このように歩んできたのです。このように、今まで、個人的にそのような戦いをして、家庭的に、氏族的に、民族的に、国家的に、そして世界的に、そのような戦いをして、天地をかけてそのような戦いをした人なのです。
そのために、ここで解放ということを...個人解放、家庭解放、氏族解放、民族解放、国家解放、世界解放、天宙解放、後には神様まで解放するという、このような宣布ができるという結論が出てくるのです。そのようなことを信じられますか? 「はい。」 ここで牧師たち、既成教会の者たちが来れば、“フーン、やはり異端だ!と言うでしょうが、誰が異端なのかみて見なさいというのです。死んでみたらわかるのです。
では、今、わかりましたね。それによって、天使圏解放が成され得る基盤を築き、そのような霊的基盤を成しておいた後、実体世界に入って行って、天使圏、その次には父母圏、子女圏を再びここで全部、合わせておかねばならないのです。これは違う世界です。みなさい。ここでは、天使世界だけがあって、人間世界がないのです。そちらに行って探して来なければならないのです。人間世界、アダム世界がないのです。そして肉身の父母、肉身の息子・娘が地上に生まれて、霊界に行くことによって霊的天使世界霊的父母の世界霊的子女の世界が生じるようになれば、これが新しい地上の天国圏になるのです。
これは理論的にしっかり合うのです。堕落していない本然のエデンの園の圏なのです。天使長と父母と息子・娘が一つになった、その位置なのです。わかりますか、なんのことか? 「はい。」 ですから、統一教会は3年間で3名の信仰の息子・娘を立てなければならないのです。それがなければ祝福を受けることができないという原因をはっきり知らねばなりません。
(1977.4.18.歴史的真の父母の日)
必ず探し立てねばならない信仰の3子女
今、皆さんたちの前には迫害の道が崩れ、皆さんを塞いでいたサタン世界のすべての塀が崩れました。それによって自由の環境で自発的に先生が築いておいた公式的な法度に従いさえすれば良いのです。先生が国家と戦い、世界と戦い、数多い怨讐と戦い、彼らを撃退させて基盤を築いておいたので、皆さんたちはその外的なすべての怨讐がなくなった中で、公式的な軌道に従いさえすれば良いというのです。
皆さんたちには自分の家庭を復帰することができる環境が自由に開かれているので、皆さん自身がその条件に合わせてイエス様の恨みを解いてさしあげなければならないのです。アダムが失敗した家庭的な8人食口を立てなくては、復帰の道を越えていくことはできないという事実を皆さんははっきり知らねばなりません。これを探し立てることによって、イエス様を信じた本意がここで結ばれるのです。勝利して、イエス様によって天国にはいって行くことができる基準がここで決定されるのです。これをはっきり知って、統一教会の皆さんたち全てがこの道を行かねばならないのです。
これは何を意味するのか?男でも女でも3人以上伝道しなければならないというのです。即ち、12人の中で3弟子を選んで、彼らを中心として家庭の基台を成そうとされたイエス様のように、皆さんもそのような内容を中心として、他人の子供であっても、自分の子供のためよりも3倍以上の精誠を捧げて、彼らを祝福させて、彼らが生んだ息子・娘まで福があるように責任を果たしてあげなければならないのです。このような責任を果たさなくては、天の国に入ることができないという事実を皆さんがはっきり知らねばなりません。
結局、神様が6000年間、復帰摂理をされたのが、何を探すためだったのか?一つの国を探す前に、或いは民族と教会を探す前に、何を探さねばならないのか?家庭なのです。家庭。即ち、自分の相対を探して、家庭を探すことだったのです。一つの国が形成されるためには、家庭がなくてはならないのです。したがって、全体の根本が何かといえば家庭です。イエス様も4000年歴史の基盤の上に家庭を成さねばなりませんでしたが、家庭の根本となるエバ、即ち、新婦を探すことができませんでした。
また、信仰の息子・娘である3弟子を立てたとしても、彼らがカイン的な立場でイエス様の直系の息子・娘に侍ることができずに、蘇生・長成・完成とアダム時代イエス時代再臨時代のこの3時代を代表して、カインが反対したことを家庭的な基準で蕩減復帰することができる基準を成すことができなかったために、イエス様は死なれたのです。そのために皆さんたちは生活圏内でサタンを分立して追放することができる権威がある人にならなくては、エデンの園でサタンが侵入してきたその基準を超えることができないのです。それを越えられなければ天国に行くことができないということを皆さんははっきり知らねばなりません。ですから皆さんたちは、生活において、その道がどの道かわからないかもしれませんが、まっすぐその道を行かねばならないのです。
天国は家庭から始まります。イエス様が楽園におられるのはそのためです。イエス様は家庭を成せなかったので楽園におられる他ないのです。楽園は天国に行くための待合室です。イエス様は再び来られて新婦と息子・娘を探し立て、アダムが失敗したすべてを蕩減復帰してこそ天国に入ることができるのです。
ですから、今日、このような内容を中心として、家庭的に、民族的に、国家的に、さらに世界的な基盤を築いていくのが、正に統一教会人の行く道なのです。ゆえに皆さんたちは今日、統一教会が行く道が、イエス様が迫害されつつ行かれた道を繰り返した歴史路程であることを知らねばなりません。しかしながら、イエス様は失敗しましたが我々は失敗の立場に立ってはならないのです。イエス様よりもっと大きい仕事をする立場に立たねばならないというのです。この地上でイエス様が探せなかった天の家庭を我々はこの地上で探し立てて、天国に入って行くことができる旗を地上に打ち立てて進もうというのです。
そのためには、この地上で原罪のない息子・娘を生まねばなりません。神様を父として侍って、宗教と救世主という名詞を通さなくても天国に入ることができるようにするには、このような息子・娘を生んだという条件を立てなければなりません。そうしなくては天国に入ることはできないのです。皆さんたちはイエス様を信じなくても天国に行くことができる息子・娘を生まねばなりません。そうしてこそ、アダム・エバが堕落する前の段階の基準を超えることができるのです。では、どのようにすればそのような息子・娘を生むことができるのか?それは統一教会の文先生に学ばなければなりません。ゆえに霊界の数多い霊人たちが統一教会の文先生を証ししようとするのです。
今、皆さんたちはイエス様ができなかった使命を成して、イエス様を慰めて、イエス様の行くべき道を代身しなければなりません。そのような使命を皆さんが請け負ってこそ、イエス様と我々の使命を完結することができるという事実を皆さんたちははっきり知らねばなりません。
(1969.5.4.イエスと我々)
必ず信仰の3子女を持たねば
我々には公的な法度があります。死んでも公的な仕事として、死んでまた生きたとしても公的に生きなければならない基準があるというのです。しかしながら遊び人たちが多いのです。覚醒しなければなりません。
先生が地区長たちに今日から三日間を、天の名節と過ごしなさいと命令しました。すると昨日は仏教系の教主として知られるある人が、霊界から、今日から3日間は世界に二度とない名節とせよ、という命令があったと、訪ねてきて証ししました。このように、我々が何をしているかを全部証しているのです。甚だしくは、韓日狩猟大会と韓日勝共大会にどんな人が来ていたか、まで話してくれたのです。
今、時はきました。先生はこの日まで家庭を犠牲にしてきました。皆さんほど家庭を愛することを知らなかったからではなく、また、皆さんほど家庭を収拾することを知らなかったからではありません。民族と教会が失敗したために、それを先生の家庭で蕩減しなければならないからなのです。それを知っているので、先生は一人苦痛をそっくり受けながらこの道を行くのです。それが伝統ならば、その家庭がよろめきながらでも、父の名を叫びながら、最後の勝利の終点に向かって走って行かねばならないのです。
祝福家庭は伝統を立てていかねばなりません。統一教会の運命を中心として見る時、家庭は内的です。内的ならば鞭を打たねばなりません。ですから三千里半島と世界に散らばっている私の家庭を祭物にしてでも、“お父様、あなたの息子を愛して下さい。世界人類を愛して下さい!”と祈らねばならないのです。
イエス様が“父よ。私の心のままでなく、父のみ心のままにして下さい。”と祈られたのと同じように、皆さんも自分の息子がどんなに苦労するとしても、万民を救援して万民を解放せしめる、と祈らねばなりません。それにもかからわらず、皆さんは気持ちがしっかりしていません。私も聖進がいますが、聖進をつかまえて自分の心のままに愛することができないのです。それは蕩減復帰の原則が、カインを立てなくては、アベルが決定されないようになっているためです。ですから、カインが決定されれば、アベルはカインを救援しなければならないのです。
皆さんも同じです。皆さんの腹中にいる子供を中心として、背後の事実を知らねばならないというのです。家庭に子供が生まれたと喜んで飛び上がり、やたらにお金を使いますが、そのようなお金があれば、み旨のために使えというのです。先生はそのような100日祝いも毎年の誕生祝いもできなかった人です。
皆さんの腹中にいる子供までも3段階を経てくるので、カイン格の3名の、信仰の子女を探し立てて、彼らが腹中から子供に屈服することができるようにしなければなりません。そうせずには、自分の子女を愛することができないのです。即ち、エデンの園のアダム・エバが腹中に入る時から、天使長が待って、僕の役割をしたのと同様、皆さんはカイン格の3名の、信仰の子女を立てて、皆さんの子女を腹中から侍るようにしなければならないのです。家庭が行く道において、このような曲折があるのです。
独裁は最善に通じるし、永遠にも通じます。絶対というものは、最高の独裁なのです。独裁をしてでも、平地をつくらねばならないのです。そのために家庭の使命は凄まじいのです。皆さんの家庭で、信仰の3人の息子・娘を立てておいて、腹中にいる子息たちから整えなければならないのです。“腹中にいる子供よ!早く誕生して下さい!”と言うことができる信仰の息子・娘を持たなければならないのです。そうしなければ、完全蕩減にならないのです。
先生も7年路程において、そのような仕事をしたのです。ですから、皆さんも子供が20歳を越えて結婚する時まで、そのようにしなければならないのです。子供のために犠牲になって、生命を捧げても感謝することができなければなりません。
このような内容は、イエス様を中心としてみれば、ペテロ・ヤコブ・ヨハネがイエス様の息子です。そのような原則下において、イエス様はその3人の息子を引っ張って行かれたのです。そのようなイエス様は新郎として新婦を迎えて、結婚して父にならねばなりませんでした。そして、その時、信仰の3人の息子であるペテロ・ヤコブ・ヨハネが、イエス様の子供が早く誕生することを願い、その子供が生まれて20代になって結婚する時まで、事故がないように、心をこめて育てなければならなかったのです。そのように保護して、祝福をしてあげて、堕落する前のアダム・エバの基準を復帰するようにしてあげなければならなかったというのです。
(1969.1.1.全面的な進撃を続けよう)
絶対必要な3名の信仰の子女
信仰の子女というのは一体何なのでしょうか?これは失われてしまった3名の天使長を意味するのです。アダム・エバは3名の天使長がお互い協助する圏内に立つことができなかったために堕落しました。これを蕩減しなければなりません。ですから、3名の天使長に該当する3名の信仰の子女が一つになって、アダムに生命を捧げる立場に立たねばならないのです。皆さんたちは、信仰の子女に対してアダムとエバの立場に立つようになります。3名の天使長の代身に立った信仰の子女が、その信仰の父母に対して生命を捧げても何の未練もない、という心情圏になるようにしてあげなければならないのです。教育を通してそのような関係を作らねばなりません。
神様が天使長を創造された目的は、彼らによってアダム・エバが家庭を持つことのできる心情圏を確立する日まで教育して、世話してあげるためでしたが、反対に、問題を起こしてしまったのです。この事実が正に堕落だったのです。それによって心情圏の復帰は、3名の天使長のような信仰の子女3人が一体となって、皆さんたちのために生命を捧げても惜しくないという立場に立つことによって成されるのです。ですから、初めにアダムが3名の天使長を一致させられなかったその基準を蕩減復帰した立場に立つようになるのです。
イエス様の3弟子もイエス様を代身して死ぬことができなければならなかったのです。事実は天使長には子女がいません。しかし、人間が堕落することによって天使長の系統の子女の立場に立つようになりました。それによって、その関係を否定して、神様の心情と連結して、原点に復帰するための道を歩んでいかねばならないのです。
先ず、3名の天使長が一体化した基準、即ち、3名の信仰の子女が皆さんたちの祝福のために協助して、準備してくれなければならないのです。ですから、3名の信仰の子女がなければ祝福されることができないのです。3名の信仰の子女がなければ、3名の天使長が完全に協助した基準に立つことができないので、サタンがいつでも相対して引っ張って行くことができるようになります。ですから、信仰の子女が絶対的に一体化した基盤の上で、全てを犠牲にして、祝福を受けることのできる環境を造成しなければなりません。3名の天使長は、アダム・エバの面倒を見なければなりません。その段階を通過した後に、神様の認定を受け、3名の天使長が‘アダムは成熟したので、エバと祝福を受けるようにしてあげてください。'と言うことができなければなりません。ですから、3名の信仰の子女がいなければ、絶対に祝福を受けることができないというのが、原理原則なのです。それを持たずに結婚した者は、まだ、堕落圈内にとどまっているのです。今は良い時が来ました。
皆さんたちは、万物を復帰して伝道する時が来ているのです。ヤコブがエサウを屈服させる時、持っている全ての財産を捧げて屈服させたように、我々は物質を利用して平面的に神様の前に屈服させることができるようになりました。我々は、万物が豊富です。統一教会は世界で一番大きい万物の祝福を受けるようになります。只、日本が一番になると考えるならば、霊界が協助しないのです。このような原理で徹底武装して、確信する気持ちで実践していったならば、世界一になるのです。原理が間違っていなかったならば、どんなに大きい反対を受けたとしても、必ず、世界一になるのです。先生がすることは、原理基準を立てる道以外にありません。復帰される世界では、これを実践することが、食口たちがしなければならない使命であり、意味なのです。祖父が孫になって、父が息子になって、その次には息子が父になるのです。イエス様が‘私はアブラハム以前からいたのである’と語られたのも、このような原理に起因するのです。天地開闢という言葉も正に、これを示したものなのです。
それによって、3名の信仰の子女がいなければ、祝福をしてあげることもできないし、また、受けることもできないのです。しかし、そのようなじょうけんを立てずに、祝福を受け、生活している者もいます。その人たちも早く、3名の信仰の子女を立てなければならないのです。祝福を受けた後にも、3名の天使長が、その夫婦のために協助しなければならないのです。その協助の基台を成すために、3年という期間が必要だというのです。
(1983.5.13.信仰の3子女と本然の家庭基盤)
家庭編成のための7年期間
このような方法で夫婦が一つになれば、信仰の子女も各々3名が夫婦になることによって全部で8人となります。そして、天使長の立場にいる人々が信仰の父母と完全に一つになったという条件が成立することによって、そこにアダム家庭の8人食口の立場で復帰するようになるのです。お互い、信仰の子女を持っている男女が組み合わさって、夫婦がお互い愛し合い一つになったという基準に立って、私たちの内部から神様に反逆する要素を発見することができないという立場に立って初めて、生活圏に入るようになれば、3名の養子圏に入っていくようになるのです。
堕落したアダム家庭の8人食口は、サタンの子女の立場に立つようになりました。ですから、堕落した人間を復帰しようとすれば、直接、神様の直系子女の立場に入って行くことができず、養子圏を通過しなければならないのです。養子圏では、子女は父母と一つになって、再び長成期完成級基準において7年間を経て成長していかねばならないのです。皆さんたちは、まだ完成基準には上がることができません。神様の直接主管圏内に上がろうとすれば、完成基準を越えていかねばならないのが原理の教えです。今はまだ、そのようになっていません。それを総合したのが長成期完成級基準です。アダム家庭は長成期完成級で堕落しましたが、我々はここを中心として7年間完成基準を目標として上がって行かねばなりませんが、それは家庭編成のための7年期間なのです。
それでは、どのようにして養子になるのか?それは夫婦であるアダム・エバが絶対的に一つとなって、原理的にも反逆することがなく、アダム・エバのために存在価値を合わせてきたという基準に立つことによって、養子圏が立てられるのです。そして、アダム・エバの堕落前の夫婦圏が復帰されるのです。
アダム家庭の堕落によって世界の全てのものが堕落した結果になってしまうことで、信仰の父母と一つになって、世界復帰を目標として生きていく家庭にならなければなりません。堕落によって、アダム家庭の8人食口がサタンにより無原理圏に落ちるようになったので、その反対の経路によって信仰の父母と信仰の子女が一つとなって生きていくことでサタンの子女の立場から、神様の養子圏基準に上がるようになります。そして、この8人が完全に一つとなって世界復帰のために犠牲の道を行かねばならないのです。
サタンは周りを犠牲にさせる道を行きつつ堕落しましたが、私たちは自分自身を犠牲にさせる道を行きつつ世の中を救援するために実践しているのです。サタンは世の中を滅ぼすために自分を中心に堕落させてきましたが、私たちは自分自身を犠牲にさせつつ、反対に、この世の中を救援していかねばならないのです。この原則は、もはや揺らぐことはありません。復帰された家庭を編成することで、堕落世界の家庭と復帰された父母の家庭に分立されるようになるのです。
(1983.5.13.信仰の3子女と本然の家庭基盤)
直系の子女と信仰の子女の関係(1)
信仰の子女は、人類が歴史的に再臨主が顕現されるのを願ってきたごとく、信仰の父母を通して真の子女が生まれるのを願わなければなりません。すなわち、信仰の子女はひたすら信仰の父母を通して真の子女が生まれるのを待望しなければならないのです。そして、真の子女が腹中にいる時から、尊敬しなければなりません。天使長はアダム・エバに対して貴く考え、全てのものを相談して協助したのと同じように信仰の父母が真の子女を妊娠するその時から、その子を愛して、自分の生命よりも貴く考えなければなりません。そして、その子が生まれるその日を、何よりも大きい希望を持って待たなければならないのです。そして生まれた時には、自分の財産を全て捧げなければ、天使長基準の所有権を復帰する道が生じてこないのです。
イエス様が誕生された時、東方の3人の博士がなぜ訪問したのか?それは、世界的な基準を連結させる蕩減条件として、霊的に高い水準の人物が訪ねてきて、礼物を捧げるのです。彼らは、既にイエス様が妊娠される以前から、どこに世界を救援する救世主が誕生されるかを知って待っていたのです。イエス様の誕生を知って、全ての
冒険の障壁を越えても、全てのものを捧げて、侍りに来たのです。子供のイエス様の前に、東方の3博士が現れたことは原理的だといえます。
直系の子女に対する信仰の子女の使命
イエス様は家庭を編成した後には氏族を編成しなければならなかったのです。その氏族編成するのが何かといえば、イエス様を中心として、弟子たちがイエス様のような立場に立たなければならないというのです。
そしてイエス様が万一、相対基準を成して家庭をつくったならば、イエス様の弟子たちも相対基準を成して家庭をつくらねばならないのです。ユダヤ教内で新しい氏族を編成するのです。そしてイエス様が聖婚式をされた後には12弟子が聖婚式しなければなりません。そうすれば、イエス様の家庭に何人も侵入できないのです。霊肉ともに侵入することのできない勝利圏が固まるのです。
祝福を受けて新しく編成された氏族というのは、堕落圏の養子圏とは全く違います。ここではじめて神様の嫡子の氏族圏が生まれるのです。そのようにすれば、イエス様の子女たちが生まれるのです。そして12弟子の家庭と、イエス様の子女たちが出てくるのです。その子女たちが完全に一つにならなければならないのです。それは何かといえば、私たちが統一教会に入ってきたとしても、20歳で入ってきた人もいれば、30歳で入ってきた人もいるのです。ある人が50歳で入ってきたとすると、彼において50歳以前はサタン世界にいたことになります。原則をいえば、生まれた時から一つの基台を持っていなければならないのです。それが堕落しなかったアダム・エバの立場なのです。
その基準を復帰しようとすれば...。皆さんは既に生まれて統一教会を信じるようになって、カイン・アベルの基台が形成されましたが、生まれる前からそのような基台が造られていなかったので、どのように蕩減するのかといえば、祝福家庭の信仰の子女たちは、信仰の父母の子女たちを希望の対象として考え、その子女たちの誕生を待ち焦がれ妊娠して腹中にいる時から侍らなければならないのです。これをはっきりしなければ復帰の道を行くことはできません。
信仰の子女が、自分の直系の子女に、腹中から侍って一つになった立場に立たなければ、3天使長の協助によって神様がアダムを創造されたような立場には立てないのです。信仰の子女だけでは駄目です。統一教会の信者である皆さんは既に20歳や30歳以上になって教会に入ってきたので、伝道して横的な基準において信仰の子女をおいたのです。
それは天使長的な基準でのカイン・アベルであって、父を中心としてはまだ蕩減されていないのです。ですから、それをどのようにして蕩減するのかといえば、祝福を受けて生まれる子供を腹中から3名の信仰の子女が侍った立場に立たなければならないのです。それはアダムを創造する時、3天使長が喜び協助して待ったのと同じような地上基台を蕩減復帰しなければならないためです。このような立場を通過しなければ、完成基準に立つことができる家庭は出てこないのです。
皆さんたちは祝福を受けて子供を生むようになります。子供を孕んだ時には、3名の信仰の子女が自分の腹中にいる子供と完全に一つになった基準を蕩減復帰しなければならないのです。
そうして祝福を受けた父母から生まれた子供が育って21歳以上になって結婚するまで信仰の子女は、その子供を堕落した立場に立たせては絶対にいけません。天使長には、直系の子女が成長するまで保護して、理想的な夫婦になるように育てなければならない使命があります。天使長がしなければならない使命と同じ使命を、信仰の子女たちがするのです。自分たちの親が生んだその子供は、初めて創られたアダム・エバなのです。
アダム・エバを堕落させたのが神様の恨です。それが神様の悲しみなので、堕落させない天使長の使命を、信仰の子女は遂行しなければならないのです。そうしなければ、天使長の立場に立っている信仰の子女の行く道がありません。これが、信仰の父母と信仰の子女に関係において、信仰の子女がすべき仕事なのです。そのような因縁を成すにしたがって、その子女を中心として初めて復帰される父母の立場に立つことができるのです。
結局、堕落したアダム・エバは、アベルによって復帰されるのです。祝福を受けた父母も、子女によって完成するのです。これは正に、堕落した父母がアベルによって復帰されるのと同じです。このような形で蕩減復帰されるのです。ですから信仰の子女がいなければ、自分の子女を生んではならないし、愛することもできないのです。これが原理の道です。
堕落は原理の反対方向に落ちたことなので、その反対方向を塞いで水がこぼれないように合わせて一致させて、上がっていく道が復帰の道なのです。ですから皆さんに絶対に必要なのは何かといえば、先ず、信仰の子女です。メシヤより、それが問題です。
どんなに神様から愛を受けたとしても、それが問題ではありません。愛を受ける立場から独立した場合には、アベルの立場に立つのです。アベルはアダムの立場なので、アダムの前には3天使長がなくてはなりません。3天使長がアダムに完全に服従する基台が成されれば、堕落しないアダムの立場に立つようになります。3天使長が主管を受けて服従する立場に立たなければ絶対、復帰されないのです。統一教会の食口たちもみ旨を知って神様の愛を受けるようになれば、アベルになるのです。そのような基準が成されれば、それにしたがった善霊人を中心として、アベルの立場に立つのです。20歳で入ってきた場合には20歳を中心として、30歳で入ってきた場合には30歳を中心として、その人の年齢を中心としてアベルの立場に立ちます。そこにおいてある人を伝道すれば、その人の年齢基盤によってカイン・アベルの基準が復帰されるのです。それ以外は許されないのです。
それを再び、やらなければならないので、子女を通して復帰していかなければならないのです。そのようにしようとすれば、3名の信仰の子女が腹中から直系の子女に侍り、結婚するまで投入して、全てのことに協助する伝統を立てなければ、絶対、完全復帰はされないのです。
(1972.5.7.真の父母と我々)
3名の信仰の子女
統一教会はアダムとイエス様がサタンの侵入を受けて立てられなかった、その絶対基準を立ててきているのです。聖婚式は1960年の先生の家庭を中心として始まりました。それ以降には、家庭圏編成を越えて、氏族圏を編成しなければならないのです。
氏族圏を成すためにイエス様を中心として弟子たちが一つになった立場に立たねばなりません。イエス様が弟子たちと相対基準を結んで家庭をつくったならば、その弟子たちも相対基準を結んで家庭をつくらねばなりません。そうしてユダヤ教内で新しい氏族圏を編成するのです。イエス様が聖婚式を挙げれば、12弟子は聖婚式を上げない立場で、先ず、イエス様の家庭と完全に一つにならねばなりません。その次に、イエス様の家庭を中心として祝福を受けて、霊肉ともにサタンが侵入することのできない勝利圏を作らねばならないのです。
祝福を受けて編成した氏族というのは、堕落圏から復帰された養子圏とは全然違います。それは初めて神様の息子から始まった氏族圏の出現を意味します。イエス様が聖婚式をしたならば子女たちが生まれます。そうすれば12弟子の家庭は、生まれたイエス様の子女たちと完全に一つにならねばなりません。
皆さんは入教する前にサタン世界にいました。そして神様のみ旨を知って入教しましたが、本来は、生まれながらに一つの絶対基台を持っているべきだったし、堕落しなかったアダム・エバの立場に立っているべきだったのです。堕落した血統を持って生まれた立場から本来の基準を復帰しようとすれば、神様のみ言を信じて従わなければならないのです。皆さんは統一教会に伝道されることによってカイン・アベルの基台を造るようになりましたが、生まれる前から、そのような基台があったわけではないので蕩減条件を立てねばならないのです。
蕩減条件は祝福を受けて生まれた皆さんたちの子供を希望の相対者として侍らなければならないのです。祝福を受けた家庭は、子供が生まれるのを待ち焦がれ、妊娠すれば、腹中から侍らねばならないのです。これをはっきりしなければ、復帰の道は行くことができません。祝福の子供をお腹の中から侍ることによって、一つになったという立場に立たなければ、天使長がアダムと一つになったという立場に立つことができなかったのです。
統一教会の食口の皆さんは祝福を受けるために3名の信仰の子女を探し立てなければならないのです。信仰の3子女は信仰の父母が祝福を受けて、子供を妊娠すれば、その子供が腹中にいる時から、よく侍らなければなりません。これは、アダムを創造する時、天使が協助して侍るのと同じです。そのような基台を蕩減復帰しなければ完成基準の立場に立った家庭が生まれてこないのです。
皆さんは祝福を受けて子供を生むようになります。祝福の子供を妊娠する時には、3人の信仰の子女がお腹の中にいる祝福の子供と完全に一つになる基準を立てなければならないのです。そのようにして、祝福を受けた父母から生まれた子供が21歳以上になって結婚するまで、堕落しないように信仰の3子女が保護して守らねばならないのです。それは天使長が、アダム・エバが成長して理想的な夫婦になる時まで保護して守ってあげなければならない使命を持っていたのと同じです。祝福の子供は自分の信仰の親が生んだので、その子供は神様から創造されたアダム・エバと同じなのです。
アダム・エバを天使長が堕落させたのが、神様の恨です。祝福の子供に侍らなくては、天使長の立場に立っている信仰の3子女が行くべき道が生じてこないのです。祝福を受けた信仰の父母と信仰の3子女は、祝福の子供を中心として侍義の因縁を結ばねばなりません。祝福の子供を中心として初めて父母も復帰された父母の立場に立つことができます。結局、堕落したアダム・エバがアベルによって復帰されるのと同じように、祝福を受けた父母も二世たちによって完成するのです。ですから信仰の子女なくしては自分の子供を生んではいけないという事実を知らねばなりません。信仰の子女なくしては、祝福の子供を愛することもできないし、救援することもできないのです。
皆さんは祝福を受ける前に、必ず、3人の信仰の子女を探し立てねばなりません。それは自分を中心として見る時には、メシヤを迎えることくらい大きい問題です。皆さんが神様から愛を受けた立場に立つためには、アベルの立場に立たねばなりません。アベルという立場はアダムを代身する立場なので、その前には3人の天使長がいなければなりません。3天使長がアダムに完全に服従する基台が立てられてこそ、堕落していない完成したアダムの立場に復帰され得るのです。たとえ祝福を受けたとしても、信仰の3子女がいなかったり、3天使がアダムを主管する立場に立ったりしたならば、祝福を受けたとしても、蕩減復帰は絶対に成されることはできないのです。
(1972.5.7.真の父母と我々)
失われた8人食口
それでは、父母を知ったならば、その父母の前に何をすべきでしょうか?孝子にならねばなりません。また、その父母を中心として、その国の忠臣にならねばなりません。その父母が国を率いて、世界を率いて来たからです。忠臣になる前に、孝子にならなければならないし、孝子になる前に、真の兄弟として誇ることができる食口にならねばなりません。食口という名前は、兄弟間で賛美することができる圏を立てた名前なのです。そうではないですか?
では、孝子はどのようにするのが孝子ですか?昔、男性と女性が結婚して夫婦になって、家庭を率いて父母の前に孝行した以上の孝行をしなければなりません。結婚する前に、真の孝子・孝女になれなかったのです。真の孝子・孝女は結婚してこそなることができるのです。結婚して夫婦を成しておいて、その父母の前に、夫の孝行に妻の孝行をプラスさせて、二人で父母を支える孝行の基盤を備えてこそ、真の孝行圏が成立するのです。
忠臣も一人ではできません。統一教会でいう忠臣は一人でなることはできません。家庭を成した夫婦になってこそ、忠臣になることができるのです。ですから、皆さんが忠臣という名目を立てるためには、孝子を生まなければならないのです。
父の最高の願いを成して差し上げたという基準を立てようとすれば、蕩減条件を立てなければなりません。父の怨恨が何ですか?アダム・エバを中心として、3人の息子と、その相対である8人食口を失ったことです。その恨を解いて差し上げるには、3人の息子・娘を探し立てなければならないのです。3人の息子・娘を探しておけば、男と女、合わせて8人食口になるのです。
この8人食口を立てていくのが、孝であり忠をなす第1の道なのです。この3人の息子・娘を立てなければ神様の元に帰ることはできません。この死線を越えなければならないのです。
堕落が何かといえば、偽りの父母を中心として8人食口を失ってしまったことです。つまり、悪なる父母を中心として、カイン・アベルセツと、彼らの相対まで合わせて8人食口を失ってしまったのが堕落だというのです。ゆえに、8人食口を再び、探し立てなければなりません。死線を越えていくためには、8人食口を備えなければならないのです。この内容を精密に話そうとすれば、限りがないのです。
皆さんは神様の前に孝子にならなければならないのです。孝子は一人でなるのではありません。三位基台を中心として3人の兄弟が一つになってこそ、孝子になることができるのです。皆さん、三位基台があるでしょう?その三位基台が一つにならなければなりません。三位基台の三家庭が兄弟として一つになって、そして各家庭の3子女が糾合しなければならないのです。そうすれば、3掛ける4で、12子女になるのです。それがイスラエルの第1の基盤です。支派、すなわち、氏族創立の起源になるのです。
ヤコブは、彼の12子息がお互い戦って滅びました。ですから、我々は12子息が合わさって生きるようにしなければならないのです。イエス様も、これを成すために、12弟子を連れ歩きながら、“私に似なさい”と言われたのです。そうしながら3年の公生涯路程の間、全ての精誠を尽くされましたが、それがみ旨通り、ならなかったのです。
そうして、全てが信じることができなくなったので、その中で3人を特別に立てて、彼らを中心として立てたのです。神様を中心として、アダムとイエス様は3代の形です。3代なのです。イエス様を中心として3代がなければなりません。しかし、結果として失敗してしまったので、復帰の道に入って行けなかったのです。12の中で特別に選んだ、その3人まで失ってしまったので、復帰の道を行くことができますか?行けません。復帰することができないのです。復帰の道を越えていくことはできないのです。
(1970.3.23.祝福に関して)
8人食口を探しなさい
皆さんには一つ、幸福なことがあります。それは正に真の父母の因縁を中心とした基盤があるので、復帰の道に出たり入ったりできるのです。皆さんは、そのような立場にいるのです。しかし、信仰の息子・娘を早く立てろというのです。女性は3人の娘、男性は3人の息子を立てねばならないのです。原理は伝道した人が自分の信仰の息子・娘の中で、お互い結婚させてあげなければなりません。なんのことかわかりますか?天下に残るのは祝福しかないのです。それも先生がすべて立証するので可能なのです。
結婚は一人でするのではありません。信仰の父母は自分が伝道した3人の息子・娘がいるならば、男性が伝道した3人の息子と女性が伝道した3人の娘をそれぞれ第1、第2、第3と、結婚させなければならないのです。そうして8人食口を探さねばならないのです。アダム家庭の8人食口を失ったので、この8人食口を探せなければ、復帰の道を行くことはできないのです。そうでしょう?ノアの時も8人食口になった時、審判したのです。8人食口がいたので、サタン世界を一掃することができたのです。8人食口がいなければ復帰できないのです。
イエス様も8人食口を立てるために苦労されたのです。3弟子を立てたのも、イスラエルを成すにおいて8人食口が必要だったからです。イエス様の3弟子は3時代を代表した天使長型です。言いかえれば、アダムが失敗したのをイエス様個人が、3時代を経て一度に蕩減復帰するというのです。霊的に失ってしまった3天使を全部復帰するのです。
イエス様が誕生する時、東方の3博士がなぜ来たのか?それは霊的世界の天使長の復帰型として来たのです。彼らは異邦の人として黄金と香薬を捧げたのは霊的サタン世界、すなわち、天使長の全てのものを捧げることを約束したのです。それによってイエス様がアダム的な存在として出発したのです。ここでサタン側の代表者たちが全てを捧げたので、天側の代表者であるイスラエルの3大祭司長たちが屈服しなければなりません。そうしたならばイエス様が十字架に掛からなくても良かったのです。しかし、そうできずして、全て失ってしまったので、イエス様は十字架で逝かれたのです。霊界で探してきた天使長たちは全部どこに行ったのか?国を代表する天使長たちはどこに行ったのか?すべて失ってしまったのです。
その次には洗礼ヨハネを中心としてイエス様を証さねばならなかった新興宗教の代表者たちはどこに行ったのか?これらもすべて失ってしまったのです。ヨセフ家庭でも、最後には3弟子までも全て失ってしまったので、イエス様の行く所がどこにありましたか?どこにもなかったのです。それなので死ぬ以外になかったのです。
しかし今、皆さんは、その時のイエス様とは違います。イエス様より偉大な立場に統一家の皆さんは立っているのです。わかりますか?偉大な統一氏族だというのです。我々はこの民族を代身した祭物的な立場で、民族復帰という厳粛な課題を持っているのです。摂理的なんのことか観点から、第3イスラエルを持っているのです。ここには氏族があります。民族を代身する氏族があるのです。また、ここには家庭があります。また、ここには父母がいます。それなので、イエス様よりも優れているのです。
(1970.3.23.祝福に関して)
アダム家庭で失われた8数を復帰すべきイエス
アダムとエバが堕落した時、彼らだけでなく、彼らの子息であるカイン・アベル・セツまで失うようになったのです。ですから、主様が再び来られる時、彼は先ず、新婦を復帰して、アダムが堕落した時、失った3人の息子を復帰しなければならないのです。アダム家庭で、8人食口を失うようになりました。アダム・エバ、そして3人の息子と、彼らの新婦たち、このように8人の食口を失ってしまったのです。そのために、ノアの時、神様がノアに8人食口をくださいましたが、それは何故かというと、8数はアダム家庭で失った数だったからなのです。
復帰歴史は正確な原理に従って成されてきました。そのために、イエス様も3弟子を選ばれました。それは、その時、アダム家庭の8人食口を復帰しようとしたためでした。ですから天国に入るためには、8人食口が復帰された一つの家庭がなければなりません。その8人食口は、堕落世界から復帰された人たちです。彼らは真の父母が生んだ真の子女ではありません。真の子女が真の父母から生まれる時に、この復帰された8人食口たちは、その真の子女たちに侍り、一つにならなければならないのです。
人間の堕落はこれなのです。3天使長たちがアダムに屈服することができなかったのです。それが堕落でした。ですから、堕落したアダム家庭の3子女たちが、真の父母によって復帰されなければならないのです。この3人の息子たちと、その妻たちが、真の父母から生まれた真の子女と一つにならなければならないのです。そして、家庭的にアダムに仕えることができなかった3天使長を蕩減することができるのです。
人間が堕落する時、天使長がエバを誘惑しました。天使長がエバと一つになって、天使長がアダムを屈服させたのです。堕落した人間たち、天使長の子息たちは救援を受けることができます。今、堕落した人間たちは、堕落した霊的な天使長たちと、肉的な天使長たちが連合した立場にいるのです。そのために人間は両面性を持っているのです。このような者達は、神様によって復帰されなければならないのです。主様には、アダム家庭においての3天使長、堕落した3人の息子のような立場にいる3人の息子がいなければならないのです。そのような立場に立った人たちがペテロ・ヤコブ・ヨハネだったのです。
彼らは直接的な血統関係を持ってはいません。彼らは養子の立場にいたのです。養子である彼らが、主の真の子女になるためには、イエス様の真の子女に接木されなければならないのです。彼らは主の子女たちを愛することによって、彼らを通して救援を受けることができるのです。主イエスが結婚したならば、この3人の息子たちも結婚したのです。こうして8人食口の家庭を成すことができるはずでした。彼らが一つになることによって、その家庭は天国に行くことができるのです。それが、全ての食ロたちが神様から祝福を受けるための条件になったのです。
(1971.12.26.統一教会が地上でイエスの責任を継承して解決すること)