目次
第2章 氏族的メシヤのみ言
メシヤの使命(1)
今まで、6000年の歴史は誰を探すための歴史か?一人の個人を探すための歴史です。個人の中でも誰?男性一人を探すために、今まで神様が苦労の代価を払ってきた歴史です。しかし、一人の男性を探したてたとしても、その一人の男性が天の頂上に立てられるのではありません。この立場に立てられます。この立場に立っていますが、神様が降りて来られる時、妨害を受けないように立てられた立場に立っている一人の男性を探して来たのが、今までの歴史であることを皆さんは知らねばなりません。
主様がこの地上に来られる時、その主様がこの地に来られるために、6000年前の堕落したその日から始まって蕩減の歴史、復帰の歴史を経なければならないのです。そして、6000年の末に一つの心情を探さねばなりませんが、その男性は天から降りて来た人でなければならないのです。この主様が天から降りて来るようになる時は、世界的なサタン、国家的なサタン、民族的なサタン、氏族的なサタン、の与件を全部清算する基盤の上で現れなければならない。その一人の人が現れれば、その一人の人は世界に行くことができる蕩減の道を築いてきた立場なので、その方が天に戻っていくにおいては、サタンが讒訴したり、防いだりすることができないのが原則です。そのような理由で、再び戻っていく道を作るために、神様が今まで苦労されて来られたこと、そして、その中心思想がメシヤ思想であることを皆さんは知らねばならないのです。
メシヤが、この地上に来るときは、神様の協助を受けて、蕩減の歴史と苦労の経路を経た後に来ますが、戻って行くときは自由に戻ることはできないのです。では、どうやって戻っていくのか?個人として家庭を連れて戻っていかねばならないし、家庭だけを連れて行くのではなく、氏族も連れて行かねばならないのです。氏族だけではなく、民族と国家を連れていかねばならないのが、メシヤの使命であることを皆さんは知らねばなりません。来るときにも、苦労の中で来られますが、行かれる時は神様の協助を受けずに、神様を代身して苦労の責任を背負って開拓しつつ行かねばならないのです。なぜ、そうしなければならないのか?堕落したためです。その堕落が誰のためにしたのか?神様のせいではなく、アダム・エバが責任を果たせずに堕落したのです。それによって6000年の歴史が滅茶苦茶になってしまったので、そのアダムを代身して来られる主様は、これを解く仕事をしなければならないのです。
(1971.5.5.受難の頂上で)
メシヤの使命(2)
メシヤが地上に来られて成さねばならない使命は何か?サタンを屈服させねばなりません。サタンを屈服させ悪の主管圏を打破してしまわなければならないのです。占領してしまわなければならないのです。これが、メシヤが来られてしなければならない第一の責任です。
来られるメシヤの使命は何か?我々は悪主管圏に包囲されています。狙われているのです。この鉄条網をどのようにして切ってしまうか?皆さんは切る道がありません。そこには、また番人が立っています。その番人と戦って勝つ力はこの世の中では、誰も持っていません。それなので、その方は、我々を解放してくださる力を持って来られるのです。その方は、捕虜である我々を閉じ込めてある防壁を一遍にひっくり返し、番人を処理してしまえば、全てのことは解決されるのです。それなので、監獄など問題ではありません。最後には、何かというと、番人が問題です。それを追い出せば、全てのことは解決されます。それなので、メシヤがサタンを追放するためにこの地上に来られるのです。サタンの主管圏、悪の主管圏を奪還して、善の主管圏を設立するために、来られるのがメシヤなのです
メシヤは男性として来られますが、地上における第一の目的は女性を探すことです。日本の首相は日本の国民ならば、選挙で、誰でもなることができます。首相になろうと頑張ることは誰でもできるのです。選挙に荷担する者達の中で、将来自分も首相になりたいという欲望を持って、選挙運動をする人は多いでしょう?同じ様に、万一、メシヤが女性のために来られるならば、世界の女性は一度でも、候補者になってみたいでしょう?なれないとあきらめているかもしれませんが、候補者になりたいという思いは、女性ならば皆持っているのです。
メシヤが地上に来られるのは、女性のために来られるのです、女性のために。新しい血統を立てねばなりません。それを考えなければならないのです。何の為に女性を迎えるのか?新しい血統を立てねばならないためです。それは一番重大な仕事です。原理的に見ても、それは核心をついている答えなのです。
(1972.4.23.メシヤと我々)
メシヤの使命(3)
大韓民国も今、あれこれ迫害していますが、統一教会と一つにならざるを得ないように激しく追いこんでいるのです。そして、交差しなければならないのです。世界が交差しなければならないし、国家が交差しなければならないし、社会が交差しなければならないし、家庭が交差しなければならないし、個人が交差しなければならないのです。サタンの血とサタンの主権が交差しなければならないのです。わかりますか?
サタンの血統が問題です。第一に血統が交差しなければならないし、第二に主権が交差しなければならないのです。この二つがかかっているのです。個人はサタンの血統になっていて、国家は悪主権になっているのです。したがって、メシヤの使命もこの二つ、即ち、第一は血統復帰であり、第二は善主権復帰です。統一教会はこの役事をしようというのです。悪主権世界を打倒して善主権世界として復帰しなければならないのです。わかりますか?
「はい。」
どんなに善なる血統的基準が立ったとしても、悪主権内にいるならば、何をもってしても復帰することができないのです。神様の息子・娘も純粋な神様の息子・娘になることを願ったでしょう?彼らが堕落したでしょう?堕落したというのは、死ぬ位置に入ってきたということです。死ぬ位置にはいってきて、今までその位置に残っているというのです。我々がどんなに復帰された神様の息子娘だといっても、サタンが悪主権を持っているならば、我々の首を切ることができるのです。祝福を受けた者達の首を切ることができるのです。気をしっかり持たなければなりません。
今、時になったために、このような内容を精密に教えてくれるのです。今まで、サタン主権を抜けられなかった為に、この役事をするのです。悪主権を脱しなければなりません。この二つを解決するのがメシヤの使命であることを皆さんは知らねばなりません。
それならば、統一教会の祝福を受けた者達は何か?血統が転換された者達です。血統を転換させるのが祝福です。祝福。皆さんは血統転換をしましたね?しかし、悪主権内にいるというのです。これを復帰しなければならないのです。そのためには、先生を中心として個人的に絶対従順でなければなりません。
三天使長のような立場が三家庭です。三家庭。劉協会長の立派な点は何かといえば、足に力がなく、欠如している点もありますが、み旨の前に、先生のみ言に絶対服従した所です。絶対服従したのです。また、金元弼も先生のみ言に絶対服従します。では、金栄輝はどうでしょう?この人は従順な所があるにはあります。この人々が一つにならねばならないのです。
個人的にそのような基準に立って一つになれば、その次には家庭的に一つにならねばなりません。この三家庭が一つになれないならば、個人が被害を受け、家庭が被害を受け、氏族が被害を受けるようになるのです。さらに、先生の家庭にまで被害が来るのです。そのために、この三家庭が重要なのです。
このような問題を考えて見るとき、いつも血統復帰をするにおいては、相対的な責任を果たさねばならないのです。血統的な因縁を転換させるにおいては、心情的に一代を通して幹を作って、枝を作らねばならないのです。これが、教会長たちの責任です。教会長達は批判を受けてもいけないし、批判をしてもいけません。批判をするようにはなっていないのです。カインがアベルに対して批判すれば、サタンでしょう。
復帰歴史は個人的に復帰しておいて、家庭的に復帰しなければならないために、先生は1960年に聖婚式をする前に、まず、約婚式をしてあげるのです。そして、先生が先ず、聖婚式をして、その次に36家庭の祝福式をしてあげるのです。家庭も一つにならなければならないのです。その次に何か?個人がプラスだとしても、もっと大きいものを中心としてマイナスの形になって、一つにならねばならないのです。個人的に二つが一つになれば、もっと大きいカインに対して、一つになるのです。わかりますか?これが国家ならば、その国家に対して、マイナスとなって一つになれば、世界になるのです。発展はこのようにいくのです。原則はこうなっています。
それでは、一つの原点から大宇宙まで、どのように形成されていくのかといえば、このような作用を通して発展していくのです。このような原則を皆さんがはっきり知っていれば、非難というものは成立しないのです。
(1972.5.9.今後に我々がすべきこと)
メシヤの使命(4)
今もそのような訓練をしています。監獄に引っ張られて働きながら...。私はその訓練をしました。体は働きながら、精神は別の所において・・・。それを知っているので、そのような作戦をするようになれば、疲労したことも忘れて、克服するのです。そうして、そのように過ごして、寝床で横になればぐでんぐでんになれば、誰が負ぶさってもわかりません。ある時には、時間がどのように過ぎたのかわからず起きてみれば、目が開かずに、開けてみると目が充血しているのです。ある時には、起きるには起きて、手を挙げてみると、手に力がないのです。しかしながら起きさえすればいいと、スーッと立ってみれば、再び整備されるのです。そうなれば、疲労知らずです。休むことができません。重大な責任を果たして休まねばなりません。責任を果たせず死んだ人の墓は誰も訪ねてくれないのです。我々は世界復帰という大変な責任を負っているのです。
このような観点から見るときに、個人蕩減に失敗したならば、家庭時代にその個人蕩減を復帰しておいて、個人の勝利標準の家庭を築いていかねばなりません。そうしつつも、神様は千回も万回も失敗を解決できないのです。個人は失敗をしましたが、神様の復帰摂理は失敗した立場にそのまま立つことができないために、家庭的摂理を進めるのです。そして、家庭的摂理に失敗したとしても、神様は中断することができないので、氏族的摂理を進めるのです。また、氏族的摂理に失敗したとしても民族的摂理を進めるし、民族的摂理に失敗したとしても国家的摂理を進めるし、国家的摂理に失敗したとしても世界的摂理を、継続して休むことなく、進めてきたのです。神様の側から見るようになれば、このように世界的宗教圏時代を迎えましたが、この世界を代表することのできる個人がいないというのです。世界を代表する家庭がないのです。
個人と家庭は別々ではありません。個人的に勝利した人が家庭を受け継いで、勝利するのが原則です。その勝利した家庭の基準を受け継いで、その個人以上に家庭が生きるようになって、氏族的に勝利するのが原則です。わかりますか?6000年間歴史的に失敗した縦的な失敗をすべて横的に蕩減しなければならないのです。氏族的に失敗したことを収拾するためには民族的時代に収拾しなければならないし、民族的に失敗したことを収拾するためには国家的時代に収拾しなければならないのです。それで、国家的基盤を世界で収拾するという役事を今までしてきましたが、全部、失敗したために、全てのことを反対するのです。
今は個人的に勝利した人が家庭を収拾しなければならないし、家庭的に勝利した家庭が氏族を収拾しなければならないし、氏族的に勝利した氏族が民族を収拾しなければならないし、民族氏族家庭個人が勝利した基盤を土台として、国家を収拾しなければならないのです。そして、国家と民族と氏族と個人が勝利した、その基準をもって、世界に勝利しなければならないのです。その責任を受けて成さねばならないのが、メシヤの使命です。わかりますか?
別な言葉で、メシヤの使命が何かといえば、全体的に失敗したことを歴史的な代表として勝利の権限を世界的に立てねばならないし、そして、そのメシヤを中心とした家庭が世界的な家庭の失敗を、代表して勝利しなければならないし、数多い氏族が滅び、失敗したものを全て探し立てねばならないのです。このように、個人から家庭的、氏族的、民族的、国家的、世界的にすべて一遍に、一代で立てねばならない使命を担って来られるのがどのような方か?その方がメシヤです。その使命がメシヤという方の使命です。わかりますか?
そのために、皆さんは苦労に苦労をして個人勝利の基盤を築け、というのです。苦労に苦労して家庭の基盤を築け、というのです。その家庭を中心として氏族の勝利権を築け、というのです。その氏族を引っ張っても、民族の勝利圏を築け、というのです。その民族を引っ張っても国家と世界の勝利圏を築いて、世界を引っ張って、天側の天宙の勝利圏を築けというのです。これを一代でしなくては、世界完成的な統一世界にならないのです。それがメシヤの使命です。
それなので、メシヤという方は6000年間、神様が、今まで失敗した全ての歴史を地上に来られて当代で総蕩減復帰しなければならない使命を担って来られる方なのです。これを、万一、キリスト教が受け入れるようになれば、一時に終わるのです。キリスト教と民主世界が一つとなって受け入れる時には、一時に世界的基準と国家、民族、氏族、家庭、個人の基準が成されるのです。しかし、それが間違う日には、個人から家庭を経て、その基準まで再び探し出さねばならないのです。この役事を今まで統一教会がしてきたのです。それならば、皆さん達はどのような立場か?個人の責任を絶対的な立場で背負って、家庭が立つことのできる足場になるのです。わかりますか?
「はい。」 その家庭が勝利することによって、個人的足場にもなっているので、時代的勝利の恵沢を受けることができるのです。そのようにして勝利した家庭は氏族的な足場にならねばならないのです。
(1972.10.15.加重する任務)
メシヤの使命(5)
始めにできた世界がカイン型です。後で来られたイエス様はアベル型なので、カインはアベルに屈服しなければならないのに、逆に殺してしまいました。打って侵入してはならない立場なのに、侵入したために、イエス様はみ旨の為に、その基準で勝利したのと同じ(イエス様が生命を捨てる立場にまで行ったとしても、その伝統的なみ旨の一念のために行く道には、サタンの支配を受けないのと同じ)キリスト教徒たちはサタン圏内において解放を受け、サタンを支配することのできる基盤を広げてきたのです。これが今日、キリスト教の殉教歴史であることを皆さんは知らねばなりません。このように、世界的な発展をする前に、どれほど多くの犠牲の代価を払ったのかを知らねばなりません。
イエス様は、どのようなことをするのかといえば、ヤコブのような責任をするのです。霊的世界の天使を屈服させる役事を世界的な基台の上にするのです。ヤコブの時は個人的な基台でしたが、イエス様は世界的な基台の上に再びそれを成すのです。霊的なヤコブの世界型の使命を今まで成してきたのが、霊的キリスト教です。ヤボク川でヤコブが天使と戦って屈服させたように、今まで霊界で天使世界を屈服させて勝利の基盤を広げてきたのがキリスト教歴史です。
このような勝利の基盤を受け継いで、ヤコブが実体復帰の使命を代身して、霊的に天使と戦って、実体でエソウと戦ったように、霊的な戦いはイエス様が責任を持って、実体における戦いは再臨主が責任を持って、二つの時代に分けて責任を担ったものを再び備えて、一人の人が成したという基準として結果をつくろうというのが、再臨歴史です。
それでは、再臨主はこの地上で何をしなければならないのか?再臨主は実体カイン圏、実体エサウ圏を屈服させねばならないのです。そのためには、イエス様が霊的に勝利したイスラエルの、その基準を受け継いで、地上エソウ圏に対して、ヤコブ型として戦って勝利せねばならないのです。これが統一教会の歴史です。ここにおいて、世界的な新しい支派編成が起こるのです。ヤコブの12支派のように、世界的な支派編成が起こるのです、この支派は、どのように編成するのか?祝福を通して12支派は形成されていくのです。
(1972.6.6.根本復帰)
家庭教会を中心として氏族的メシヤになれ
それでは、先生が命令して行きますか、自分で行きますか?皆さん達が成長して嫁をもらおうというのを、父母が 「お前は結婚しなさい。嫁をもらいなさい。」 と言うのでやりますか、自分の心がそのように願ってやりますか?どちらですか? 「自分の意志で。」 男性がそのようになって、女性がそのようになれば、お互い、相手を探すのが自然でしょう。強制では、結婚できません。自動的でなければなりません。生理的に、そのようにならねばならないのです。ホームチャーチは、神様のみ旨が成されない場所ですか、成された場所ですか? 「成された場所です。」 それならば、イエス様のみ旨が連結された場所ですか、そうでないですか? 「連結された場所です。長子圏であるイスラエル圏が、イエス時代に反対したような圏が連結されているのです。
では、皆さん、ケイプ・ケネディから人工衛星が発射されるでしょう?星に行って、火星に行って、どこに行くのにも、それを発射する推進力で、全部、飛んでいくのです。皆さん達の自力で、皆さん達の力量で、国にも行って、世界にも行って、霊界と天国まで行くことができるのです。わかりますか?皆さん達がホームチャーチを中心として神様と一つとなって、氏族的なメシヤになれば、全体が一つになるのです。皆さん、祝福を受けた家庭は360軒を中心として、真の父母になるのです。
これは堕落したために、昔のアダムができなかったことです。イエス時代に失敗しましたが、今日、皆さん達がしたことと同じなので、これを蕩減復帰するのが、今日の救援の摂理であり、今日の祭物の蕩減歴史なのです。そこで、苦労した人以上に苦労して、愛するにおいても、最高にならねばならないのです。そこには、五色人種が全て、混ざっているのです。白人たちは「私は白人の家だけ訪問して、黒人の家は行かない。」と言うのではなく、その反対にしなければならないのです。そうしてこそ、アメリカが生きて、世界が生きるのです。
イエス様がこの地上に来られて、王権を中心とした長子権を相続するのが失敗に終わったために、終わりの日にこれを世界的な基準の上に上げて、再び回復しようというのが、神様のみ旨です。今は、レバレンド・ムーンがいなくても、家庭教会を中心としてこの基盤が築かれたので、自動的にその圏は成されるようになっているのです。皆さん達は家庭教会運動を先生より愛するのです。
今年さえ越えれば、この3次7年路程さえ越えれば、米国の世論が・・・。先生が語ったことが全て、実現していくのです。1976年からなので・・・。今、1978年なので、これから、79年・80年81年まで3年さえ過ぎてみろというのです。このような摂理的な期間以内に皆さんが賛同して、自分の領域で天に対して忠誠を尽くすことができるという驚くべき事実を知らねばなりません。7年期間以内にすることができます。あと3年が残っているので、早くしなければなりません。なんのことかわかりますか?「はい。」皆さん達には、そのように賛同することができる栄光の期間であるということを知らねばなりません。3次7年路程は父母が行くのではなく、我々が行くことができる時を迎えて、それを受け継ぐことができる驚くべき事実を知らねばなりません。わかりますか、なんのことか?「はい。」今から、全てのみ旨の完成が、ここから始まるのです。
(1978.12.24.イエスの誕生と神様のみ旨の完成)
家庭教会は氏族的メシヤに侍ることのできる基盤
皆さん達が、息子・娘の立場にいるので、360軒を心のままにできるのです。同じです。皆さん達は、カインの息子・娘の立場にいるので、自由にすることができるのです。誰も皆さん達に不平をいうことができないのです。「先生や先生の息子・娘が我々の家に来られて、時計を持っていった。」などと不平を言うことはできません。家を売ったとしても、不平を言うようにはなっていないのです。そうすれば、皆さんはパスできるのです。パスするようになれば、皆さんは大丈夫だというのです。
それならば、皆さんが氏族的メシヤになるのは何かといえば、世界的なメシヤに侍ることができる資格を付与されるためです。それが、氏族的メシヤです。これをしなくては、資格を受ける道がないのです。本来、氏族は父母と息子・娘に侍って天国に入るようになっているのであって、侍らずに天国に行けますか?行けないのです。侍ることのできる基盤が家庭教会なのです。それなので、どれだけ感謝か知れません。それが氏族的メシヤです。それは、大統領は都知事の家に行くことができるし、都知事は郡主の家に、郡主は面長の家に、面長は里長の家に、里長は各個人の家に自由に行くことができるのです。同じことです。そこに異議がありますか?それなので、皆さんは、今、先生に侍ろうとすれば、家庭教会を完成しなければならないのです。そうしなくては、侍ることができなくなるときが来るのです。
皆さんが氏族的メシヤになって、面長の立場・・・。面長は面のメシヤで、郡主は郡のメシヤで、都知事は都のメシヤで、国の大統領は国のメシヤです。同じです。皆さんが最小限の氏族メシヤになれなくては、これからメシヤの家庭と連結される道がないのです。これから、皆さんが家庭教会を完成しなくては、このような所に参席できないかもしれません。死んでも天国に行けないのです。
家庭教会の資格者になって、天国に行くことができる人は自分の息子・娘よりも、自分の何よりも天をもっと愛することができる基準を立てねばなりません。そうしなくては、行くことができません。皆さんはそれを訓練するのです。訓練。それなので、家庭を中心として「捨てて来い!」というのです。その時に出て来られない人は家庭教会を分配される資格がないのです。事実そうです。今、家庭教会の意味がはっきりしたでしょう?
それなので、世の中で家庭教会を分配されること以上に恐ろしいことはありません。14万4千名がキリストと共に王の役割をするのです。その王権の名を与えるのです。一族になるのです。わかりますか?
今までサタンを分別するための戦いをしてきましたが、先生はどのような戦いをするのか?先生個人を中心としては、サタンの讒訴を受けないのです。個人時には分別したのです。皆さんにはわからないでしょう?先生は20代から日本に行って、日本と戦ったのです。その次に、北韓に行って戦ったのです。全部がサタンでしょう?先生は日本でも、北緯でも、監獄生活をしました。その次には韓国が反対して監獄生活をしました。その次にはアメリカが私を捕まえて殺そうとしました。同じです。なんのことかわかりますか?北韓での戦いまでが個体完成です。個体的にサタンを分立したのです。
そのようにして、世界的にサタンを分立することができるような戦いをしてきたのです。韓国を中心として国家的基準で分別する戦いをしたのです。家庭と氏族と民族と国家基準を中心として戦いをしたのです。なんのことかわかりますか?その次に、ここにおいて世界的な分別のための戦いをするのです。霊界と肉界が合わさって
戦うのです。そして家庭教会を中心として霊界が全部連結されるのです。
(1981.2.20.家庭教会と祝福家庭)
家庭教会で家庭的、氏族的メシヤにならねば
皆さん、今、家庭教会が必要だということがわかりましたね。家庭教会で氏族的メシヤになって、家庭的メシヤになるのです。サタン世界で家庭的メシヤになって、氏族的メシヤにならねばなりません。そうしなければ、氏族圏が出て来ないのです。国家的メシヤがいなければ、国家圏が出て来ないのです。世界的メシヤがいなければ、世界圏が出て来ないのです。
なぜ、メシヤというのでしょう?家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、国家的メシヤ、世界的メシヤといいますが、そのメシヤというのは一体、何でしょうか?なぜ、メシヤという名前を付けなければならないのでしょうか?メシヤが誰ですか?何を完成させた人ですか?「真の愛です。」アダム完成した人です。真の愛とは何の真の愛ですか?さあ、何完成ですか?「アダム完成。」では、完成したアダムが天の国に行くようになれば、そこに宮殿があるならば、その宮殿の中の、神様の居られる所に入ることができますか?「はい。」では、皆さんが許可を受けて入ることを願いますか?許可を得ずに入ることを願いますか?ある家があったとして、その家の主人の息子が門を通る時、何か、許可証を持って通りますか、昼でも夜でも自由に通りますか?「自由に通ります。」では、その家の僕はどうですか?「許可証が必要です。」それならば、皆さんは、神様が創られた世界のどこに行っても、全部、‘駄目です。パスできません。'となる人々です。皆さんはどこにでも行けますか?「いいえ。」
では、今日、堕落した世界がどのようですか?全部、パスすることのできる世界ですか?「いいえ。」皆さんが、この世界に対して、天と地に対して、パスすることのできる蕩減条件の内容を探し出す場所がどこにありますか?考えてみなさい。それがありますか?なければならないでしょう。自由にパスすることのできる個人フリーパス、家庭フリー・パス、国家フリーパス、どこでもフリーパスできるようなものが必要でしょう?霊界のどこでもフリーパスできる、そのようなパスポートが我々、堕落人間には必要でしょう? 「はい。」 そのようなパスポートを作るのに、お金を何万ドル払えば、買えるでしょうか?いくらなら、買いますか?皆さん、米国にある家や財産を全部売ってでも、買うことができるならば、そのパスポートを買いますか?
では、神様が理想世界を考えるなば、神様が世界のどこに行っても、フリー・パスできるようにすることができる権限がありますか?「あります。」万一、サタン世界がそのようになっているならば、そのようなパスポートを適用できる場所を作りたいでしょう?「はい。」「やい、サタン!本然の世界はどこでもフリーパスできる場所があるのを知っているか!」という時、サタンは神様の前で‘はい’と言いますか、‘いいえ’と言いますか?「‘はい’と言います。」「そのためには、このような条件が必要だ。そして神様がしてあげてはいけない。人間だけで力を合わせて、代表者がそれを成し遂げて、それを相続してあげる前には、駄目です。」と、サタンはこのように答えるしかありません。「世界的な代表者として戦って、打ち勝って、蕩減条件を立てて、神様が公認して、私(サタン)が公認せざるを得ない立場で、これが決定されれば、それで良いです。」という答えしかないのです。「その人が相続してあげるために教えてあげて、それを全部、引き継がせてあげたものは仕方ありません。同じ一族、アダムの後孫のような一族ならば仕方ありません。同じ一族ならば。」と言うのです。そのような原理に立脚したものであることを知らねばなりません。
そして、そのような観点から見る時に、アダム家庭が必要なのです。真の父母が必要で、真の子女が必要なのです。真の子女、真の兄弟が必要なのです。それで、我々、統一教会の真の父母という名前がどれほど素晴らしいかというのです。このような意味において必要なのです。
フリーパスを得る為には、この真の父母の名前を通さねばなりません。そうしなくては得ることができないのです。父が得たものは、子息に相続させてあげるのが原則です。そのために、皆さんは、真の父母を代身し、神様の前に真の父母の息子・娘として、家庭教会をするのです。
(1982.2.28.全体理想完成)
家庭教会をして氏族的メシヤになれ
それでは、「真の父母は韓国人で、自分の父母はアメリカ人なのに、なぜ、韓国人を真の父母と呼び、アメリカ人は真の父母でないのか?何がどのように違うの「か?」と問う時、「アメリカの父母たちは、隣人の為、氏族の為、民族の為、世界の為、天宙の為の犠牲の道を行きませんでした。真の父母は天の国と地上の理想世界のための道を行かなければなりませんが、先生はそのような道を行かれたので真の父母なのだ。そうできずに自分を中心として動くのは、そのままの普通の父母だ。肉身の父母だ。」 といえるのです。
そして、私が皆さんに対して真の父母になるのです。このように生きるので、私も皆さんに対して真の父母なのです。「アメリカの父母たちと違って、あなたは白人だが、白人の父母のように思い幸福に思うか?」と言う時、「最高に幸福です。」と言えねばなりません。皆さんは、白人の真の父母にならねばなりません。そうしてこそ、皆さんの子女たちも救うことができるのです。それがどれほどすばらしい教育でしょう。氏族の祖先だということを知らねばなりません。
メシヤというのは何かというと、真の父母です。そして、ここでメシヤを製造するメシヤ工場を造らねばならないのです。生むのではなく、メシヤ工場を造るのです。大量生産するのです。先生のみ言を聞いて行きますか、行きませんか?「行きます。」「先生、行くには行きますが、本部で助けてください。家もないし、食べるものもないし、どうしますか?助けてください。」と言いますか?メシヤがそのように来ましたか?「いいえ。」
有難いことに、私が今まで死ぬほど苦労してみると、ムーニー達を歓迎する時代が来たのです。昔、ユダヤ教にイエス様が来られた時と違い、また、キリスト教にレバレンド・ムーンが訪ねて来たと違う時代になったので、皆さんは幸福です。皆さんは歓迎を受けるようになっているのです。
これは、ユダヤ教を通して、イエス様を通して、数多いキリスト教の信者を通して立てられた功績による基盤であることを知らねばなりません。どれほど良いですか?皆さんは3年もかかりません。最近、レバレンド・ムーンが法廷闘争することによって、統一教会の皆さんを、ムーニーを同情するでしょう?世界の人々が同情するのです。歴史はわかるようになるのです。
皆さんが迫害を受けなくなる日は遠くありません。交差する時代になってくるのです。家庭教会運動という組織が出てこなければ、どのようになりますか?皆さんはジプシーの格好で風呂敷を担いで、世界を放浪しなければならなくなります。結婚して何をするのですか? 「家庭教会。」 イエス様と聖霊のように、一つとなって氏族を救うメシヤにならねばならないのです。
「ホームチャーチのメンバーを少なく愛して、あなたをたくさん愛します。」というのは駄目です。「私はホームチャーチのメンバーをもっと愛します。」と言うのと、「あなたをもっと愛します。」と言うのと、どちらですか?「最初の方です。」実践はできなくても、わかるにはわかっていますね。先生は全て実践しました。どれほど迫害を受けたかわかりません。どれほどたくさん祈ったか知れません。どれほど身悶えしたかわかりますか?
皆さんが、位置を知り、私の周りで24時間寝ずに、一つのみ旨を蕩減して成し得る世界的条件に一致したならば、既に数ヶ月間で、全て片付けていたことでしょう。お母様も先生が教育したのです。お母様を20年間教育しました。「結婚指輪まで外しなさい、すぐに。」と言ったのです。それが問題ではありません。私の体を殺したとしても、国と世界を買わねばならないのです。そうしてみると、天が祝福して下さるのです。
皆さん、「子女を12名生むべきなのに、なぜ、13名生んだのか?」と言うでしょう?12名ならどれほど良いですか?イエス様の弟子も13名だったのです。中心がいなければなりません。先生の息子・娘の中で、中心が一人いなければならないというのです。そうでしょう?「はい。」それで、女性が6名、男性が7名です。これは、地の数です。天の数、地の数です。(板書されながら)これが一つに合わさるのです。これは中心になります。今はお母様が子供を生まなくても良いのです。
今は、家庭教会をつくっておいたので、私が家庭教会のある所は、どこに行っても、自由に暮らすことができるのです。世界的ホームチャーチになれば、どこに行っても、自由に暮らすことができます。ブラジルに行っても、どこに行っても、自由に・・・。360軒が昼も夜も、私を保護してくれるのです。
(1982.6.20祝福家庭)
統一教会員たちは氏族的メシヤになってこそ蕩減復帰できる
統一教会員たちは何をしなければならないのか?では、レバレンド・ムーンという人が何をする人かというのです。君達を育てて、氏族的メシアの仕事をできる人にしようというのです。世界メシアになれなくても、氏族的メシアの仕事はすることができます。そのメシヤになれないならば、世界ヨハネにでもならねばならないのです。そのような事を今やっているのです。
皆さん、家庭教会という言葉を聞いたでしょう。家庭教会!今、家庭教会が問題になるのです。堕落した人間が、個人復帰、家庭復帰、氏族復帰をこのように、全部しなさいとレバレンド・ムーンのように、死ぬような苦労をして、迫害を受けて、一生を犠牲にして天国に行こうとするならば、どうしますか?代表者を立てて、代表者が道を築くようにするのです。道を一度築いたら、大丈夫です。修繕の仕方さえわかれば、大丈夫です。走ることのできる皆さんを作ってあげるのです。こうして私が道を築いたので、皆さんはその形態として蕩減条件を中心として・・・。
360軒は12の国の人々が入らねばなりません。そのような国から始めるのです。このような国は米国と英国以外にありません。私が韓国を離れた原因がそこにあります。そのような基盤を築かねばなりません。そして120カ国以上のそのような総合民族国家を中心として一大闘争を繰り広げて、サタン側と一つになった立場で勝利の基地を打ち立てて、勝利したという基盤を築いてサタンの領収証を受けねばなりません。天国に行こうとするならば、「あなたはこのような立場で天国に行くので、私が讒訴することはありません。」というサタンの領収証を受ければ、その領収証に神様が印を押すのです。サタンをも利用して、天が救援させるのです。それなので、サタンにも勝たねばなりません。
それならば、なぜ、そうしなければならないのか?兄を失ってしまったというのです。お兄さん。それから父母を失ってしまったのです。アベルはそうでしょう。誰を失ったのですか?「お兄さん。」その次に?「父母。」その次は?天使長を失いました。その次は? 「神様。」 神様を失ってしまったのです。それをどこで探すのか?それを一度に動員するのです。一つ一つ探そうと思えば、何千年かかるので、それを一度に動員するのです。一度に接することができる所は国ではなく、世界なのです。神様の復帰摂理は世界です。世界的決判場に出て行かねばならないのです。
エデンの園でサタンに全部引っ張られたものは、引っ張られたのではないのです。その出発が世界的決判場だったというのです。そこに数多い民族、国家全てが入っているのです。同じように、繁殖した人間は大きく見れば、男性はアダム型で、女性はエバ型です。これを全部一つのアダム未完成型が細胞のようになって、アダムになろうと苦悶しているのです。男性たちは堕落しないアダムになろうと、女性たちは堕落しないエバになろうと苦悶しているのです。
神様を知らないので、天使世界もわからず、全てわからないのです。それなので、この天使世界を教え、神様を教えてあげるために、メシヤが来るのです。兄が誰なのか全てわからないのです。カインが兄でしょう。兄と一つにならなければ...。一つになって「あなたが苦労したので、賞はあなたが受けるべきだ。」と言わねばなりません。賞は同じく与えられるのです。神様は公平なのです。
今まで、アベルが苦労して全ての兄さんの福まで受けるので、兄さんはわからず殺そうとして、サタン側の道具になっているのです。サタン側の一線に立っているのです。サタンが殺そうとするのです。ここで死なないで自然屈服させる時にこそ初めて、自分の兄が誰で、自分の弟が誰か分かるのです。なぜか?神様によってです。神様は父母なので。そうしてこそ戻っていけるのです。
こうして兄弟が一つになれば、次に誰を探すのか?父母を探すのです。父母はアダムとエバです。それを探そうとすれば、落ちる時に神様を失って、天使長を失って、父母を失って、子女を失ったのを一度に、そのような基準で、世界舞台で、全部、天と天使世界と全体の兄弟の協助と共に探すのです。
また反対するとしても、そのような立場でサタンの輩たちに全部対抗してこそ初めて兄になったこと自体を自然に悟り、弟を兄のように待って、神様の福を「あなたを通して受けます。」と頭を下げられる基準になってこそ、世界的にそのようになってこそ、歴史が戻っていくことができるのです。復帰です。そうでなければ、戻れないのです。たとえ家庭が戻ったとしても、来た道から逆に出て行ってしまうのです。戻れないのです。神様の復帰摂理の目標が家庭ですか、国家ですか?世界だというのです。
(1978.9.25.復帰の運命)
内的外的カイン圏が一つになってこそ氏族的メシヤとして登場する
皆さんがこの位置さえつかむ時には、どのような問題が生じるのかといえば、皆さんの歴史的な先祖たちが動員されるのです。なぜか?堕落以後、今まで皆さん達を通して、先祖たちが全部復帰的な蕩減路程に関係を結んできたためです。そして、皆さんの先祖たちが全部、関係を結ぶことができるし、また、平面的な立場で世界と連結されることができるし、縦的な立場で、未来の天国と連結されることができるのです。驚くべき時代になるのです。
これから統一教会に反対した人たちは、霊界で首を切られるのです。「この者、なぜ反対した!」と言うのです。早く、そのようになればどうですか?この3次7年路程を越えて、1980年代後半には入れば、そのような現象が起こるのです。では、皆さんが天国の国民にどのようにしたらなれるのかというのが、問題です。天国の国民になろうとすれば、その国の圏内において、家庭と氏族を持つことができ、その国と一つになることができる人になれねばならないのです。このような結論になるのです。
「そのために、皆さんが天国に入るためには、今、家庭教会をせねばならないのです。360軒を中心として。これは何かといえば、堕落した天使長圏です。本来、天使長が天に反対してはいけないのです。それを世界版図に広げたこれが、世界を引っ張っていくために縮小させた堕落した天使長圏です。統一教会でいう信仰の子女圏です。それが、個人、家庭、氏族圏なのです。
それだけではありません。これが終わったなら、故郷に帰っていくのです。故郷に帰って、自分の親族を一体化させねばならないのです。自分の親族は何か?堕落していない天使長型です。
そのようになれば、このような立場に立った人はどうなるかといえば、堕落しなかった時のエデンにおいて、アダムを協助した天使世界を復帰した型です。その二つの天使を天の側で一つにした立場にいるので、反対する者がいないのです。わかりますか?反対する者がいないので、この二つが一つになる日には、この二つ自体が、即ち、内的カイン圏と外的カイン圏 ~ここでは、これをカイン側に見ればアベル的で、ここから見ればカイン的になりますが~ これが一つになることによって、この基盤の上に氏族的メシヤとして登場するのです。では、それがなぜ必要なのでしょうか?問題はそこです。なぜ必要なのか?堕落することによって、サタンに全て奪われたのです。私においては、万物を奪われ、その次に、家庭を奪われ、氏族、民族、国家を奪われたのです。それによって、どうなったのか?自分の相対を泥棒していったのです。それを知らねばなりません。相対がいないのです。相対がどこにいますか?
それなので、イエス様が来られて何をしたのか?全部、絶対的に信じれば、7年以内に全て復帰するのです。そうすれば、イスラエルの国の万物を復帰して、国民を復帰する中で、メシヤは新婦を策定して、どうなるのか?この二つのカイン・アベル圏が氏族的に一つになる時、氏族的な父母の立場に立ったメシヤが登場するのです。そうして、ここで新婦をこの二つの氏族が歓迎する立場に立つ時、この氏族的メシヤは何になるのかといえば、真の父母の位置の継代を受け継ぐのです。真の父母になるのです。なんのことかわかりますか?
これが数多い民族という立場に立っているために、そこで勝利した全ての氏族的メシヤ的使命をしたそのような人達は、お互い競争して民族的メシヤ圏を誰が引き継いで、この世界的メシヤ圏の位置まで出て行くのかという競争時代に入るのです。競争時代。これは何かといえば、我々統一教会の教会員に限っては・・。
(1978.9.25.復帰の運命)
氏族的メシヤの使命を完遂せよ
個人を探した後には、家庭を探すのです。個人が勝利した次には、家庭アベルに入っていくのです。夫ならば夫、妻ならば妻、皆さん達は家庭において、神様が送ってくださったアベル達なので、ここから氏族的メシヤになるのです。これは、家庭を持った人たちがしなければならないので、先生が430家庭を中心として、それを編成したのです。これはどんな意味か?皆さん達はなんだかわからないでしょう?430家庭が氏族的メシヤというのは何の意味か?これは、位置を通して不可避的にするのです。み言は公式なのです。
それによって、個人勝利をした次には、家庭アベルを立てねばなりません。そうして何をするのか?妻がわからないので、カインのように対して、教育をしなければならないのです。天運を受けることができる家庭になるためには、夫がみ旨を知れば、夫が個人的なアベルになって、妻がみ旨を知れば、妻が個人的なアベルになって、カインに犠牲奉仕するのです。夫や妻がアベルになって、妻は夫に犠牲奉仕して屈服させて、また、夫は妻に犠牲奉仕して、お互いが「私の妻が最高だ。私の夫が最高だ。」と言うことができなければなりません。
朝になれば変わりなく日が昇るように顔には微笑が常にあり、希望に満ちていれば、夫からみて尊敬の対象になり力の源泉になることができる女性ならば、夫は逃げようとしても逃げられません。こうなればお互いが家庭において夫を救って、妻を救ってあげるメシヤの使命をするようになるのです。このような家庭には戦いが起こりません。夫に、別な所に行けと言っても行きません。
このように勝利した家庭は氏族に入って、氏族の中心家庭になるのです。そうして、村を中心として一族に入っていくのです。祝福を受けた家庭たちは一致団結して国を愛し、世界を愛するにおいて、村中の親族と共にするのです。金氏ならば金氏の一族に嫁として入って、精誠を尽くして家庭の見本を立てて、夫を引っ張って一族を代身して、メシヤ的使命、アベル的使命をするのです。
そのように皆さんが黙々とやれば、一族全体が誰々の家庭を見習おうと言うようになります。おじいさん達は誰々の家庭の息子を見習おうと、おばあさん達は誰々の家庭の嫁を見習おうと言うようになります。そうして、一族の教材として登場するのです。そうでしょう。
そうして一族において、皆さんの思想と生活を自分達の思想と生活として受け入れさせることができれば、一族が救援を受けるようになるのです。
このように、氏族的に一つになって勝利して後、神様の愛を受けるようになれば、民族の前にアベル的立場に立つようになります。今まで、神様はこのような基盤を備えたアベルを持てませんでした。そのような家庭も持てずに、そのような個人も持てませんでした。しかし、統一教会を中心としては、そのような個人も持てて、家庭も持てて、氏族の基盤も持つことができる立場に置かれているのです。その氏族が誰かといえば、統一家なのです。
皆さんは誰のために今、このように苦労しているのか?皆さんたちのためにですか?民族のために苦労をしているのですか?統一教会の男性達は何の為に苦労をしているのですか?息子を飢えさせ、妻を前線に送り、なぜそのように苦労しているのか?国のためです。
統一教会は、今、神様の愛を受ける氏族圏になり、アベル的な立場に立って、民族を救う仕事をしているのです。それなのに、自分の欲心のままに生きるのですか?神様のみ旨のままに生きなければなりません。民族を愛する道、民族が福を受ける道を開いてあげ、残してあげねばなりません。
(1971.1.10.根本復帰)
氏族的メシヤになれ
今までの祝福は完成基準においての祝福ではなく、先生を中心として、神様の日、父母の日、子女の日、万物の日は世界的、天宙的に決定されました。皆さんは、その圏内で祝福に参与することができる立場に立っていますが、参席することはできても、その道はまだ行っていません。事実は、皆さんたちの父母の日、新しい氏族の先祖として転換される真の父母の日がなければなりません。木村氏ならば木村氏における真の父母の日が出てこなければなりません。この木村氏を中心として、子女の日と万物の日、神の日を決定して勝利の旗を永遠に打ち立てることができる、その日を我々統一教会は迎えねばなりません。
この旗を掲げて出発するのが第2次7年路程です。それは、長成期完成圏において勝利した者、堕落した後孫だけれども堕落しなかったアダム・エバ以上の立場で完成に向かって堂々と行進することができる立場に立っているのです。サタンの妨害があれば、それを屈服させて追い出そうというのが、我々が叫んでいる 「全面的進撃」 なのです。それは先生だけに限るのではなく、全世界的なものなのです。男性も女性も老いも若きも行かねばなりません。第2次7年路程も全面的進撃の路程なのです。
そして、この第2次7年路程で、先生の恨とイエス様の恨が何かといえば、親戚関係を中心として真理を語り伝道できなかったのです。自身の使命に対しても語れませんでした。主張したことがありません。このように先生が父母や兄に、私がどのような使命を持っているかについて伝えることができませんでしたが、私の兄は弟が何か偉大な人物、将来大きな仕事をする世界的な弟であると考えていました。そのように先生を理解してくれた兄や母に、このような事実を一言も話してあげられませんでした。先生に八人の兄弟姉妹がいましたが、誰よりも私を愛した肉身の兄弟姉妹に、この貴重な原理の内容を伝えられなかったのです。そのような悲運の男なのです。これが先生の恨なのです。
血統的に自分と近い愛の関係を持っている父母だとか兄弟を中心としては愛することができずに、反対にサタン側を自分の血統の父母以上、兄弟以上愛さなければならない立場を辿ってきたのが今までの統一教会の発展過程でした。自分の嫡子以上よりも彼らをもっと愛さなければならなかったのです。自然屈服させなければ、アベルとしての蕩減復帰は成されることができないのです。そしてカインがいなければ、アベルは成立し得ないのです。
自分の血統的嫡子に対する以上の心情を持って、自分に孝道を尽くして奉ってくれる人を作らなければ、蕩減復帰にならないのです。そのような立場に立てるには、どれほど大きな苦労がいるでしょうか?食べることも寝ることも忘れてカインを愛さなければ、心情的に屈服しないのです。先生はそのような環境を続けて広げて、勝利圏を造ってきたということを知らねばなりません。
皆さんは、先生とは違います。第2次7年路程が始まった以上は、統一教会の食口たちは、自分の血統的父母と兄弟に対して、自分の貴重なものを与えることができる圏内に入ってきたので、結局、氏族的メシヤの立場に該当するのです。氏族のメシヤと先生が成せずに、イエス様が成せなかったことを、皆さんの父母、兄弟、氏族を中心
して、第2次7年路程の期間に、皆さんがしなければならないことは何でしょうか? 先生がなせずに、イエス様が成せなかったことを、皆さんの父母、兄弟、氏族を中心として新しく成さねばならないのです。そのために、神様側の蕩減を、全て完成せよというのです。個人から家庭、氏族、民族、国家を愛したという基準を立てて世界で連結していかねばなりません。
アダム以後、四千年の歴史の後に来られたイエス様は、神様のみ旨をマリアとヨセフに伝えて彼らと協力してみ旨を成さねばなりませんでした。そのような基準を立てようというのが、第2次7年路程を出発した我々の使命なのです。
先生もそうでしたが、神様も自分に近い者を愛したならば、復帰摂理は成されませんでした。愛する民族を犠牲の立場に立てて、十字架を担うようにしたのです。サタン側の家族、氏族を救援するために、自分に一番近い子女、家庭、氏族を犠牲にしてきたのが、今までの神様の摂理路程だったのです。
それで 「神様は愛だ」 というのです。十字架につけられても、怨讐たちに対して祝福してあげねばならないのです。イエス様が、 「彼らは自分達の罪がわからないので許してあげてください、救ってあげてください。」 と祈祷されたのも、神様の心情を知っておられたからです。そのようなイエス様だったので、そのような祈祷をされたのです。
復帰路程は拳によって成されるのではなく、心情で全てのことを屈服させて基盤を造らなければ、蕩減復帰の完成は成されえないということを我々は知らねばなりません。結局、復帰と祝福という問題は、イエス様が成せなかった祝福を我々が成す時に、復帰完成と祝福完成があるという結論に達するのです。
(1969.2.2.復帰と祝福)
氏族的メシヤの立場
イスラエルの復帰歴史の伝統を受け継いだイスラエルの歴史的な先祖たちが今日、再臨復活のその時を願って摂理を協助してきた事実を推し量って見る時、再臨主が来られることによって、彼らが再臨復活するのを願っているのです。それと同じように、皆さんの先祖たちは今までの摂理路程において、イスラエル民族が歩んできた摂理路程に何の協助もしてこなかったし、何の因縁も持っていません。ただ一つ因縁を持っているとするならば、イスラエル民族を中心とした伝統的摂理のみ旨を奉ってきた先祖以外には、キリスト教を中心とした先祖以外には、摂理のみ旨に協助した伝統的血族がないというのです。
しかしながら皆さん達が統一教会に入ってきたのはどのような立場なのか?自分が一つの郡の責任者だという時、その郡の全体の命と財を代表する立場に立っているのです。万一、我々大韓民国に150個の郡があれば、その150分の1に責任を持った立場だというのです。このような立場から見る時に、どのような教会長が金氏ならば金氏という一人の個人としてだけではなく、一人の祭祀長として一つの郡を代表する立場になるべきなのはいうまでもありません。
そのような基盤とそのような基準に立つようになったのは、皆さんが動機になったのではありません。それは先生を中心として、郡と国家の蕩減条件を中心として、イエス時代において、氏族的基準を勝利して成すことができなかった、その基盤を築いた上に付与される特権です。そして氏族的メシヤの使命をせよと、祝福を受けた430家庭を中心として指示を出したのです。
その立場がどのような立場かといえば、イエス・キリストが死なれたような立場ではありません。イエス・キリストが氏族的勝利の基盤の上に、イスラエルの国とユダヤ教団を中心としていこうとしたけれども反駁を受けましたが、逆に歓迎を受けることができる自由な立場であることを知らねばなりません。
このような点から見る時、氏族的メシヤという立場はどのような立場か?イスラエル民族の伝統的先祖の因縁を持てずに統一教会に入ってきて、氏族的メシヤの因縁の許諾を受けたその立場はどのような立場か?皆さんの先祖達、金氏ならば金氏の先祖達は、伝統的摂理を受け継いで来た歴史的路程とは何の関係もないけれども、皆さんの先祖達も、伝統的イスラエル圏において天に協助した善なる先祖のような立場に立つことができる特権を付与されたのです。
皆さんが氏族的メシヤ圏に立ったというのはどういう意味か?イエス様がイスラエルを代表してユダヤ教を代表して新しい世界復帰路程の中心使命を担ったのと同じなのです。それなので、その圏は自分の氏族を中心とした代表者になって、イエス様が成せなかったことを氏族的に勝利した立場なので、皆さんの立場はイエスさまより良い立場なのです。それなので、その氏族の前にユダヤ教があったように、皆さんの前にキリスト教がなければなりませんし、その氏族の前にイスラエルの国があったように、今日、皆さんの前に新しいイスラエルである大韓民国がなければなりません。換言すれば、第3イスラエルがなければならないのです。
氏族を引っ張っていく責任者、氏族的メシヤの責任を担った方が行く道の前には、民族がなければならないし、昔、民族思想を指導したユダヤ教のような教会がなければなりません。そのような教会が正に統一教会であり、その教会が目標としていくのが第3イスラエル圏なのです。
このように見る時、今も我々統一教会は反対を受ける立場にいるので、カイン的ユダヤ教団、カイン的民族圏が我々の前に残っているのです。万一、我々が反対を受けない中で出発したならば、カイン的教団とカイン的基準を中心として先生一代で勝利的基盤を築いたのです。そうしたならば、皆さんは氏族的メシヤではなく、世界的立場で一つの国家を代表することができるメシヤの使命、即ち、個々人が個々の民族的使命を分担して、世界的にメシヤ的責任を代行しなければならない民族を代表して、メシヤ的責任をしなければならない立場に立ったのです。それにもかかわらず、我々は今までそのような立場に立てなかったのです。
しかし皆さんはイエス様が成せなかった氏族的メシヤの基準を立てた基盤の上に、その基準を受け継いだ立場に立っているために、祝福を受けることができるのです。
(1971.8.13.我々の使命と責任)
祝福家庭は氏族的メシヤの使命を果たせ
アダムが父として息子にしなければならないことをできなかったために、イエス様が、父の立場で、この3弟子を中心として復帰しなければならないのです。それなので、ペテロ・ヤコブ・ヨハネの3弟子を探し立てたのは、アダム家庭で失ってしまった3人の息子を復帰しようとしたのです。カイン的な息子を探すためです。アダム家庭ノア家庭の食口を中心として堕落して落ちてしまったために、8人食口を中心としなければならないのです。統一教会がこのような歴史的使命を持って現れてきたのです。
統一教会の文先生も3人の弟子を探し立てねばならないのです。3人の弟子を探したので、イエス様がこの地上に来て家庭とイスラエル民族を探そうとしたように、氏族を探さねばならないのです。統一氏族が出てこなければならないのです。そして、先生が1960年、7ヶ月間苦労して氏族編成をしたのです。この期間に、先ず12人を探立てました。この条件を中心として、この氏族が形成されたのです。
ノア家庭の8人食口が中心家庭として立てられましたが、これはサタン世界で落ちて下がってきた家庭です。そして直系の息子・娘がいません。その直系の息子・娘は3家庭を中心として立てられるのです。このように探し立てられた3家庭は、アダム家庭・ノア家庭・イエス様の家庭を代身する立場にありますが世界と連結される家庭です。また神様を中心としてみれば、最初の家庭はアダム、二番目の家庭はイエス、三番目の家庭は再臨主として時代を代表します。そのために、これを家庭から世界を復帰する蕩減条件として立てたのです。
この条件は家庭から氏族、民族、国家、世界をイエス様の時代を中心として探し立てられたのと同じです。そして、この3人の息子は天使世界のようなものです。天使長のルーシェル天使がアダムに屈服できなかったのを永遠に侍ることができる基準として蕩減するのです。
次にはアダム・イエス再臨主の3時代を蕩減しなければなりません。即ち、カインが反対したアダム時代、カイン的立場のユダヤ教が反対したイエス時代、キリスト教が反対する再臨時代を全て蕩減しなければならないのです。ここで霊的な世界が実体を持った条件、即ち、霊肉を共に屈服させる条件を立てなければ、復帰にならないのです。たとえ、このように復帰をしたとしても、これは堕落した世界を復帰するための蕩減内容にすぎず、直系子女の立場になったのではありません。
これを統一教会で、先生の家庭を中心として1960年から3年期間にイエス様の3年公生涯で探し立てられなかった家庭を内外共に成して、四位基台の基盤を決定したのです。そのために祝福家庭を立てることができたのです。
今からは祝福家庭を中心として氏族が形成されていくようになるのです。それによって皆さんは、氏族的メシヤとしての使命を果たさねばなりません。これからの教会は、族長を中心として形成するのです。祝福を受けた人たちは全部、族長たちです。わかりますか?
これからは統一教会で礼拝を捧げるのも、説教の形式ではなく、報告形式でしなければなりません。報告の内容は、その家庭が誇ることができるものでなければなりません。それなので、家庭全体がやってきて礼拝を捧げなければなりません。そうしながら、良い家庭を見ては見習って、良くない家庭を見てはいい様に引っ張ってあげるのです。そうして家庭天国を建設しようというのです。これから、家庭天国を先ず成さなければ、地上天国を成すことはできないということをはっきり知らねばなりません。
(1969.5.11.家庭)
氏族的メシヤの使命を完結しようとすれば
それでは、祝福を受けたという立場がどのような立場か?それは、イスラエル民族の勝利的復活圏の公認を受ける立場です。そのために、皆さんの先祖の中で、大韓民国が第3イスラエル民族になる前に、善のためにこの民族を憂慮した先祖達がいたならば、その先祖たちが立てた功績は、イスラエル圏の先祖のような善の価値として公認を受けるのです。そして、彼らが今日、皆さんに、復活した氏族メシヤの基準を中心として協助することができる自由な霊的基台を造成することができるようになるのです。
換言すれば、今まで皆さんはアブラハムやモーセ、またはイエスが直接主導することができる立場でしたが、今はそれを越えて、皆さんの先祖達が、アブラハムやモーセのような立場で協助することができるようになったのです。そのような時代圏内に入ってきたのです。このように協助することによって、皆さんの先祖達は重生復活できる恵沢を受けるようになるのです。
それなので皆さん自身は全体的み旨を中心として見る時に、氏族的メシヤであると同時に一つの中心の前においては、メシヤ的使命の分担を受けた立場であり、自分の氏族を中心として見る時に、その氏族はイエス様が成せなかったみ旨を、皆さんを通して成すことになるので、イエス様までみ旨を成した、即ち、再臨復活の目的を完結した立場なのです。それゆえに、我々の先祖が氏族を中心としては引っかからず活動できる地上の足場を受け継ぐことができる恵沢圏内に入ることができるというのです。
皆さんがイエス様と聖霊のような信念を持って、金氏ならば金氏の一族を救う心で責任を背負うならば、皆さんの善なる先祖達は皆さんを全面的に後援するのです。そこのような霊界の協助と共に、皆さんの活動舞台を横的に展開させていけば、新しいイスラエル氏族圏を越えて、民族編成が成されるのです。
このような観点から見る時に、皆さんの使命は自分の一代だけのための使命ではなく、歴史的使命だということを知らねばなりません。皆さんがこの時代に生まれたのは自分一代の救援のためではないのです。皆さん自身の救援に対する責任はもちろん、それと同時に先祖を復活させてあげなければならない責任を担っているのです。先祖の復活と共に、彼らの協助を受けて、横的に、金氏ならば金氏の氏族を救わねばならない責任を担っているのです。
そうしようとすれば、その責任を担うにおいて、氏族を救うためには全体分野に関係を結ぶことができる足場を連結させなければならないし、また、そのために現在皆さんが一つの郡ならば、郡を中心とした責任者の立場にいるということを知らねばなりません。換言すれば、氏族においてもカイン的氏族とアベル的氏族があるように、金氏ならば金氏の一族を中心として見る時に、金氏の一族を直接救うためには、それがアベル的氏族だとするならば、カイン的氏族がなければならないので、皆さんは今、外に出て、一個の郡を代表した教会長として活動しているのです。
復帰路程において、カインとアベルが一つにならなくては戻っていくことはできません。つまり、イエス様を中心として見る時に、イエス様の家庭とザカリヤ家庭が一つにならなくてはならなかったのと同じような立場にいる皆さんも、今日、本然のカイン的基準を糾合して、アベル的な価値を中心として、これを氏族と民族、民族と国家の関係を結んで連結させていかねばならないのです。つまり、氏族の前には民族があり、民族の前には国家があり、国家の前には世界があるのです。
ここで皆さんは氏族を蕩減することができる責任を果たさねばならないのはもちろん、カイン氏族のために先ず責任を果たして、その次にアベルの氏族の為に、責任を果たさねばならないのです。このような観点から見る時に、皆さん達は教会長なので二重的使命を担当しているのです。
そうしようとすれば、どうしなければなりませんか?イエス様のみ旨を成そうとすれば、内外が一つにならねばなりません。そうしないと戻れません。カインとアベルが一つにならなくては戻れないのです。アベル一人では父母に侍ることはできないのです。なぜならば、アダム・エバが堕落して、カイン・アベルが分立された立場に立って、カインがアベルを殺したために、別れてしまったのです。二つになったのです。一つになるべきが、二つになったので・・・。この二つが一つになれば、父母に侍って戻っていくことができるのです。
皆さんが氏族的メシヤの使命を完結して、氏族的な父母に侍ることができる安息の基盤を持つためには、カイン的氏族を屈服させて、アベル的氏族を糾合させておかねばならないのです。このような観点から見る時、今日、皆さんの立場はイエス様が成せなかったことを家庭的に全て成すべき立場なのです。
皆さんがカインの為に立てる忠誠は、決してカインだけに限られるのではなく、それは正に皆さんの氏族ならば氏族、あるいは氏族を中心として関係を結んでいかねばならないのです。そして、カインを屈服させる範囲が広くなれば広くなるほど、その基盤を活用してアベル的な勝利の基盤を代身することができるように、霊界で協助してくれるのです。
霊界で協助するのは復帰路程のために協助するのです。それなので復帰するにおいては、アベルを復帰するのではなく、アベルを立ててカイン世界を復帰するのです。そのために、皆さんは二重的な使命を担当しなければなりません。それによって、その使命を完遂するためにはアベルの立場で、あるいは祭祀長の責任を担った立場で自分の家庭を捨てていかねばならないのです。このように、家庭を捨ててきたのは、即ち、自分の家庭を顧みずに自分の故郷ではない所に出て行くのは、カイン氏族を愛して、カイン氏族を救ってあげたという立場に立つためです。そうせずには、アベルを愛することはできないのです。これが原理の骨子です。
アベル的立場に立った皆さん達は、氏族圏を中心として自分の父母がいるし、親戚がいるのです。それならばカイン的氏族を屈服させるためには、どのようにしなければならないのか?自分の血肉を中心とした父母や兄弟、あるいは妻子よりもカインをもっと愛さねばならないのです。そうしなくてはカインを天側に引っ張っていくことはできないのです。カインをもっと愛さねばなりません。カインをもっと愛したという条件を立てねばならないのです。
このような基盤を備えて、自分の霊の子達と共に故郷に戻って、親族達を復帰しようとすれば簡単に復帰できます。万一、皆さんが精誠を捧げて百名ならば百名、あるいはそれ以上の数を伝道して、彼らがアベル的使命をしている皆さんの命令通り 「死ねと言われれば死にます。どのような困難にも一致団結して行います。」 と言いながら何の異議もなく動くことができる群れを率いて、彼らの協助下に自分の氏族ならば氏族圏内に入って、氏族を伝道しようとすれば、簡単に復帰されるのです。このような使命を皆さんがしなければならないのです。
(1971.8.13.我々の使命と責任)
統一教会員はイエスができなかった氏族的メシヤの使命をすべき
イエス様がなぜ死んだのか?3人の弟子が一つになれず、12弟子が一つになれず、70門徒が一つになれなかったので、死んだのです。結論はそこです。兄弟達から追放されたイエス、家庭から追放されたイエス、氏族から追放されたイエスは行く所がないのです。それなので死ぬ以外なかったのです。そうでしょう?3人の弟子と一つになれず、12弟子と一つになれず、70門徒と一つになれなかったのです。それによって地上天国実現が不可能になったのです。
それならば、復帰路程の終わりの日には我々はどうしなければならないのか?これを蕩減復帰した立場に立たねばならないのです。そうしなくては、天国の国民になることができないのです。イエス様ができなかったことを我々が成さねばならないのです。このような結論が生じるのです。
皆さん自身は今、イエス様と同じ立場に立って氏族的メシヤにならねばなりません。これが統一教会の主流思想です。氏族的メシヤになれといったでしょう。今まで、そのために、先生が777家庭を中心として、このような道を宣布するようになったのです。
全国家を包括して蕩減することができるこのような基盤を立てた後にこそ、氏族的メシヤ圏を立てることができるために、氏族的メシヤにならねばならないというのです。36家庭から72家庭、124家庭を中心として代表的な基盤を築いて、その次に430家庭は何かというと、4・3数というのは7数を代身しているのです。また、4と3を掛ければ12数になりますが、12数は全体数を代身する数です。そのために、430家庭を中心としては全部が入っていくのです。数多い家庭、氏族が入っていくのです。
それでは、777家庭はどこに入っていくのか?ここからは支派を編成できなかったのを、再び編成することができるのです。そして777家庭は、これから36家庭や72家庭や124家庭の中で失敗して堕落した家庭を補充できるのです。これが原理的です。わかりますか?そして777家庭は、できるならば、全て3年間聖別生活をしろというのです。こうすることによって、これから堕落した36家庭や72家庭や124家庭に編入することができるのです。
777家庭は世界を代表した家庭です。世界的な家庭なのです。それによって世界的な家庭を中心として補強するためです。元来は430家庭を中心としてしなければならないのですが、今まで統一教会の家庭制度がぼろぼろで、全部、使命を果たせなかったために、世界的基準である777家庭まで延長してきたのです。元来は430家庭から、その仕事をしなければならないのです。こうして今まで発展してきたのです。
皆さん、777家庭は全世界を代表しているのです。7・7・7、即ち、蘇生・長成・完成です。1970年度に777家庭を中心として世界的な家庭形態を備えていくことができるので、超民族的な時代に入っていくのです。そして日本人でも、ここに加担した家庭を中心として36家庭・72家庭124家庭・430家庭までで、失敗すれば、そこに全部入れていかねばならないのです。このようにして、復帰摂理の道を築いてきたのです。
そして、今回、1800家庭、1800家庭といえば3掛ける6は18で、6・6・6数は何かといえば、サタン数なので、どのようにしたとしても世界的な時代を越えていく新しい起源を準備しなければならないのです。そのために、先生が今年に至って、どのようにしても1800家庭から1家庭を越えねばならないと思っています。そのような信念を持って 「1800家庭をつくらねばならない」 として、今回、このような仕事を全部やってきたのです。復帰路程はこのように拡大していくのです。そのために皆さんは、イエス様が成せなかった氏族的メシヤの使命をしないでは天国に入ることのできる国民になれないのです。氏族的メシヤになるためには、70名から120名を伝道して、それらを率いて現れなければならないのです。
今までは皆さんは外的に外に出て行って、カインを引っ張る仕事をしてきましたが、これがどれほど難しいか分かっていません。万一、自分の一族を中心として伝道できれば、どれほど良いでしょう?自分の父母や兄弟に、このようにすばらしい道をあげれば、どれほど良いでしょう?しかし教えられないのです。教えてあげても反対するのです、反対。全部、反対するのです。
そのために、統一教会が行く道は父母たちが全部反対するのです。兄弟たちが反対するのです。反対するのは何かといえば、伝道してはいけないというのです。それなので、仕方なく、外的な伝道をしてきたのです。これが36家庭・72家庭124家庭を中心として1960年から1963年まで、先生が代身してこの道を築いてきたのです。イエス様が失敗した全ての基準を、氏族メシヤの使命ができなかったのを、先生が代身して築いたので、皆さんの時代においては、先生が築いてあげた基盤を中心として、皆さんの一族血族を伝道することができる時代に入っていくのです。わかりますか?そして皆さんの父母たちも結局は1963年度が過ぎて、その時から統一教会に対して・・・。心がそうなったのです。万一、統一教会の基盤が築かれなかった時には、父母たちが協助すればどうなるか?今まで、自分の血族の前に積まれてあった功績、即ち、善なる基盤が完全に崩れてしまうのです。そこで終わってしまうのです。そのために、自分の息子・娘たちが統一教会に行っても協助せずに反対するのは、結局、これを失ってしまわないためなのです。
自分でもわからず反対するのです。先祖たちが発動して反対するのです。そのような時代なのです。なぜか憎く、食事しているのを見るのも嫌になるのです。そうしながら、心情的基準では父母よりも神様、自分の兄弟よりも神様を慕うように、そのような二重作業をしているのです。このような過程を経てきたので、この時代を越えれば、時が来れば、この天地運勢が、家庭の門が開かれるのです。
氏族メシヤ時代から国家的、世界的に発展することができる時が来たために、なぜか父母たちも同情するようになるのです。反対だったのが、突然、一つになるのです。このような反射的な作戦をしてきたのです。
父母たちがどれほど憎みましたか? 「汝の家の家族が怨讐である」 という聖書のみ言がここで成されていくのです。6000年間神様の心情の中で反対されて、それ以上、神様が打たねばならないし、また、国民が神様を打たねばならないのを蕩減して・・・。打ってみると父であったし、打たれてみると息子であった、というのです。それを知りお互い抱き合って、痛かったことを慰労することができ、自然に自覚することで、はじめて昔堕落した以上の心情で結ばれるのです。このような全てを復帰過程で決定するために、神様は統一教会をそのように導いてきたのです。わかりますか?
先生自身も同じです。母は誰よりも私を愛しました。兄も誰よりも私を愛しました。母と兄は堕落したエバとカインの立場ですが、そのような立場で誰よりも私を愛したのです。私の命令ならば死ぬことができる、息子のために死ぬ覚悟をした、誰よりも私を愛した母です。立派な母でした。
兄も私がどんなに徘徊しても 「弟の中で私の弟は世界で一人しかいない人物だ。」 ということだけはわかっていました。兄は信仰生活において霊的な体験をしたので、弟を誰よりも愛し、また、理解していました。それなので、カインとオモニの基準は完全にできていました。ですから、私のしたいようにすることができたのです。
そのような父母であり兄弟でしたが、原理のみ言を伝えることができませんでした。息が詰まるでしょう?そのような兄ですが、 「私にこのような責任があります。」 と二人額を合わせて仲良くこれを教えることができなかったし、論議することができなかったのです。このみ旨がどれほど貴重であるかを知り、この価値がどれほど大きいかということを知る私は、誰よりも父母や兄弟にこれを教えてあげたかったけれども、それはみ旨ではないのです。蕩減復帰路程が、そのようにはなっていないのです。
外的に再び探して入ってきて、囲いを作らねばならないのです。この家庭の代わりに、囲って守ることができる囲いを作っておかなければ、安息することはできないのです。情を抱いて生きることはできないのです。そのために、外的サタン世界の風を受けず、攻勢を受けることのない囲いを作らねばならないのです。
(1975.6.22.修練の目的と今後の進路)