イスラエル民族がカナン復帰をした後に滅亡した理由

聖書によれば、アブラハムの孫ヤコブが天使との格闘に勝利し、天使よりイスラエル(勝利したもの)として祝福を受けました。

その後、ヤコブの家庭からヨセフがエジプトで総理大臣にまで上り詰めるようになります。また飢饉によってイスラエルの民たちはエジプトに移り住み、その場所で生み増えていくようになったのです。

さらに イスラエル民族を率いて出エジプトを果たしたモーセ。彼はカナン福地を目指しミデヤン荒野40年の流浪生活をなしました。

そしてモーセとイスラエルの民たちは紅海を渡りカナン福地を目前にして、ヨルダン川を渡る前に、エジプトから来たパロの軍勢によって壊滅的被害を受けました。モーセはカナンの地に入ることができず亡くなり、命からがら逃げたイスラエルの民の二世がカナン福地に入ることになったわけです。

 

しかし、その後、彼らはそのカナン福地で暮らす七族の風習に同化し、習慣を変え、よりよい生活を享受し贅沢をする、そんな生活に幻惑されたのです。権力をむさぼり、知識優先主義になりました。そして、異邦人でも、富裕層の家柄ならば結婚したのです。

選民の精神を売り払い、天の伝統まで失うことになりました。

 

さて、このことを私たちに当てはめて考えて見ると

モーセのような立場で、先生が1960年から40年の荒野路程を歩みました。その間に先生がなしたこととは

●第一イスラエル(ユダヤ教)と第二イスラエル(キリスト教)の蕩減路程を歩まれたこと

●神のメッセージを地上に降ろしたこと。

●多くの祝福家庭を生み出したこと。

これら祝福家庭が氏族、民族圏を作り出し、いよいよカナン福地へと入っていくようになるのです。

 

では、イスラエル民族の最終目的というのは何かわかりますか。

この民族の最終目標は国家をつくり、そこに神が送る人=メシアを迎えることです。

その方を中心とした神共にある本然の家庭が形作られれば、そこから神の理想とする天国が横展開に広がっていくことになるわけです。

 

従って、過去イスラエルの称号をもった民族の末路を教訓にして、イスラエルであると自覚する人、家庭は、後に神が使わされる人(メシヤ)を迎える内外共の準備をしなければならないということになります。

 

 

 

 

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