目次
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Ⅰ.ホームチャーチ摂理の経緯
1.ホームチャーチ摂理の出発
ホームチャーチは、天勝日(1976.10.4)、天地勝利の日(1977.2.23)、天紀元年宣布による真の父母の世界的蕩減復帰の勝利基盤のもとに始められた摂理です。(以下、主な御言)
1978.1 英国(スコツトランド)アバディンでの御言
1978.7.20 英国での御言(指示内容)
1978.9.22 日本での1610双約婚の際の御言
1979.1.1 「家庭教会による天国完成」(本格的ホームチャーチの出発)
1980.1.1 「家庭教会天国基地」
1981.1.1 「家庭教会は私の天国」(子女の責任分担時代の開始)
1979年からホームチャーチの摂理を出発し、その年の年頭標語は「家庭教会による天国完成」でした。次の1980年度は「家庭教会天国基地」、1981年度は「家庭教会は私の天国」でした。そのように教会で発表したこと、すなわち、天国完成、天国基地、私の天国などの年頭標語を勝利しなければなりません。
「家庭教会勝利」1982.1/1
2.ホームチャーチの摂理的観点
ホームチャーチとは、摂理的観点から出発したものです。
ホームチャーチは伝道するためではなくて、摂理的観点から出発したものです。
「我々の今後の活動」1978.9/23
ホームチャーチは第1の摂理です。他のどんなものも、二義的なものです。分かりますか。私はあなた方だけではなくて、全世界の全統一教会員に対して、この伝統の伝授を宣言します。
「み旨の完成と父母の日」1980.4/15
歴史を通じて、他のどこにも、統一教会以外には、誰もそのような最優先権と特権は与えられませんでした。ホームチャーチを行う限り、それはあなた方の最高の特権であり、他のすべてのことは第二義的なこととして免除されます。
「家庭教会は私の天国」1981.1/1
ホームチャーチは単なる伝道のための手段ではありません。ホームチャーチは運命なのです。堕落人間がこの道を歩まなければならない運命なのです。男として生まれれば女と結婚する運命にあり、女として生まれれば男と結婚する運命にあるように、ホームチャーチは堕落人間が歩まなければならない運命なのです。人間が結婚すること以上に、絶対的な運命なのです。あなた方はそれを否定することができますか?(いいえ)。ホームチャーチ以外に、いかにして天国を実現する方法があるというのでしょうか。
「家庭教会と天国完成」1979.1/1
ホームチャーチは統一教会として行くべき最後の関門です。最初でなく、最後の関門ですから、これを通さずしては統一教会の使命も完成できないのであります。このような重要な基点にいることを知らなければなりません。
「777双祝福8周年記念によせて」1978.10/22
夢や空想ではありません。私たちは生きている間に、私たちの手によって天国を建設することができるのです。それは私たちにとって最高の幸福です。あなた方は毎日の生活の中で、「ABC」のアルファベットを何百回と使っているでしょう。それと同じく、ホームチャーチは天国のアルファベットです。家庭教会をあなた方の不可欠の一部としなければなりません。ホームチャーチの中に、あなた方は神を見いだすことができるし、その他にもあなた方が必要とするすべてのものを見いだすことができるのです。
「家庭教会と天国完成」1979.1/1
ホームチャーチはあなた方の命を懸けた使命です。あなた方は命懸けで、ホームチャーチを勝利しなければなりません。それは作戦でなく中途半端なものでもないのです。あなた方は生死の試練を、ホームチャーチで決する運命なのです。ホームチャーチなしに、天上天国に入る道はありません。
「天勝日のみ言」1976.10/4
それでは、ホームチャーチはなぜできたのでしょうか。「私は忙しくてホームチャーチはできません」と言う人がいると聞きますが、それはよく知らないからです。ホームチャーチはやりたくてやるのではないのです。皆さんは今まで統一教会を信じて、国のために戦ったり、伝道をしたり、子女を生んだりと、祝福の条件がとても多いのに、何の今更ホームチャーチかと思うかもしれません。しかし、今先生は360軒というホームチャーチを定めて、これを一つにさせなければ天国に行けないという看板を掲げてきたのであります。
「777双祝福8周年記念によせて」1978.10/22
真理は唯一であり、不変であり、永遠であり、絶対的です。皆さんは真の人になるためにホームチャーチをしなければなりません。ホームチャーチこそが真理の道なのです。ホームチャーチは唯一であり、不変の場所であり、永遠であり、絶対的なものだということを知らなければなりません。ホームチャーチをすることによって、唯一であり、不変であり、永遠であり、絶対的な神と接する道ができるのです。そこで神と私たちが一体となるのです。その時初めて、「すべてが成就した」と宣言することができるのです。怨讐を愛し、サタンを屈伏させ、完全に神と一体となるまでは「すべてが終わった」ということはできません。
「み旨の道」1982.5/30
3. ホームチャーチ摂理の歴史的、天宙的背景
今日まで、神の歴史的摂理の中で、ホームチャーチが頂点にある摂理であるということを誰も知りませんでした。宗教指導者や聖人たちも知りませんでした。しかし私たちは、それを最初に発見しました。そしてそれは最後の摂理です。私は全霊界を探求して回りながら、全霊界のドアをノックしながら、くまなく探して解決を見いだしたのです。それがホームチャーチです。
「摂理の歴史的観点」1979.9/18
「家庭教会(ホームチャーチ)」という言葉が現れるまでに、どれほどの蕩減復帰の道が積み重ねられたかしれません。ホームチャーチということが、歴史上に流された宗教人たちの限りない血と汗と涙を集めた結果迎えたものだ、という事実を知らなければなりません。このホームチャーチという言葉が出るまで、神様はため息をついてこられました。しかし、その言葉が現れることによって、レバレンド・ムーンは四肢を広げて天下に堂々として現れたのであり、統一教会を誇ることができる時代圏内に来たという事実を知らなければなりません。
「蕩減の歴史的基準」1980.7/1
「家庭教会」という言葉を歴史的に考えると、それは余りにも貴いものです。ユダヤ教を中心とした4000年、キリスト教においても、多くの人々が数えきれないほど働きかけ、夢にまで描いた家庭教会です。神様の歴史上に勝利的終着点を刻み、神様の御前に初めて迎えることのできたのが、「家庭教会」という言葉なのです。簡単にいって、「家庭教会」とはどういう意味であるかというと、自分の教会であるということです。ミスター・スミスであれば、「ミスター・スミス教会」となります。
「家庭教会天国基地」1980.1/1
「家庭教会」という言葉は、たやすい言葉でしょうか。それは、どれほど苦労して生まれた言葉であるか分かりません。あなた方も、そしてこれから原理を学ぶ人々も、あれこれとみ言を聞いているうちに、私のしゃべる言葉のすべてを悟った日には、「家庭教会」という言葉を聞いただけでおそれおおいと考えるでしょうし、言葉を聞くだけでなく、文字を見ただけでも頭を下げてひざまずき感謝することでしょう。
「家庭教会天国基地」1980.1/1