目次

Ⅲ.ホームチャーチ摂理の歴史的背景

1.アダム家庭

あなたはどういう立場ですか,それは完成されたアダムとエバの立場です。ではエデンの園とはどこですか。360軒ホームチャーチです。あなた方はアダムとエバの立場で、エデンの園を創造しているのです。それは、あなた方の内外共の摂理を霊的、実体的に完成しようとしていることです。エデンの園では何が起こりましたか。そこでは神とアダム・エバ・天使界が一体となるはずでした。三つが一体となって、地上天国が築かれるはずでした。しかしそれらが別々に分かれてしまいました。それが堕落を意味しています。今日、その復帰摂理が行われているのです。ホームチャーチを行うことによって、神とアダム・エバ(あなた方)が一体となり、あなた方とホームチャーチが一体となることによって三者が一体となれば、それはホームチャーチを通して神とアダム・エバ・天使界が一体となり、復帰されたことを意味します。だからあなた方がホームチャーチの摂理を行う時、霊界からの援助がなければならないのです。

「摂理の歴史的観点」1979.9/18

本来、人間が堕落していなかったならば、ホームチャーチという言葉すら必要なく、完成された家庭基盤ができていたことでしょう。その家庭基盤の上に神が臨在され、同時に天使世界が直接アダムとエバを中心として、平面的な地上において霊界と自然に通じながら、神に直接侍れる家庭となったでありましょう。そのように家庭の出発がなされ、そして子供を生んで氏族を形成し、民族、国家を形成し、そして長い歴史を通して、世界はアダム族の世界となったでありましょう。

「777双祝福8周年記念によせて」1978.10/22

2.ヤコブ家庭

(1)長子の嗣業を得る

(2)神の祝福復帰(個人復帰)

(3)ハラン苦役路程(家族復帰)

(4)天使との組み打ち勝利(霊的主管性復帰)

(5)エサウを自然屈伏(実体的主管性復帰)

(6)長子権復帰

(7)12子息と70人家族(氏族復帰)

今から皆さんは、祝福後は特にホームチャーチに出て行かなければなりません。そうすれば、皆さんは360軒に対して、「自分は兄である」と言うことができるのです。360軒はカインであり、皆さんはそこに行って、兄として仕えます。皆さんはヤコブの位置にいるのです。つまり、皆さんはヤコブが歩み、先生か歩んだ道を厳密に並行していこうとしているのです。

「ホームチャーチと8段階復帰路程」1981.11/13

3.イエス路程

(1)ホームチャーチ=イエス様の目的=天国の鍵=ペテロ(第一弟子)の課題

イエス=4000年のユダヤ教史の結実=氏族的メシヤ→民族的メシヤ→国家的メシヤ→世界的メシヤ

イエス様はかくも懸命に働き、弟子たちを集められ、説教をされましたが、それは何のためにされたのでしょうか。それによって弟子たちと自ら自身をホームチャーチに送るためです。さあ、この価値をどれほど多く分かってもらえるでしょうか。このホームチャーチのために神が苦労し、イエス様が生命を亡くし、私も苦労し、数多くの宗教家たちが犠牲になり、そして数多くの戦争歴史を今日まで続けてきました。

「家庭教会は私の天国」1981.1/1

イエス様が来るまで天国はありませんでした。イエス様は、天国の鍵をペテロに与えましたが、イエス様はどこへ行ったのでしょうか。彼は十字架へ行かれましたか、それともまっすぐ、天国に行きましたか。十字架へと行かれましたね。天国の鍵は何でしょうか。それはホームチャーチです。それ以外はありません。では、ペテロはどうすべきだったのでしょうか。今、私たちは、彼がその目的つまり、ホームチャーチを開くべきだったということを知っています。そして、私たちの言葉でいう、環境を確保できるのです。その後に氏族の編成がなされます。イエス様が「あなたが地上でつなぐことは天でもつながれ、地で解くことは天でも解かれるであろう」と示されたように、私たちも地上で天国を実現しない限り、霊界での天国も実現されません。

「家庭教会は私の天国」1981.1/1

氏族的メシヤとは何かというと、4000年のユダヤ教歴史の上に立ったイエス様と同じ立場です。氏族的メシヤになってから民族的メシヤ、それから国家的メシヤ、世界的メシヤヘと上がっていきます。氏族的メシヤは上がっていく始めの出発段階なのです。スタート・ラインです。これがなぜ必要なのでしょうか。メシヤを殺すことによってすべてを失ったので、これを蕩減復帰しなければならないからです。イエス様はヨセフの家庭とザカリヤの家庭を一つにしなければならないのです。洗礼ヨハネとイエス様が一つになったならば、これらの家庭は自然に一つになるのです。同じことです。ザカリヤ(洗礼ヨハネ)の家庭はカインの立場であり、ヨセフの家庭はアベルの立場にあります。氏族的メシヤというのは、カイン、アベル二つのものが一つになった基盤の上に現れるようになっているのです。言い換えれば、そのニつのものが一つになった基盤の上に初めて、父母が現れて復帰されるようになっているのです。これが原理のポイントです。

「自分を守ろう」1982.5/1

ホームチャーチ運動は氏族復帰運動です。イエス様が、ヨセフの家庭とザカリヤの家庭が一つになれなかったために死んだので、このことに対する蕩減が残されているのです。イエス様は氏族基盤の上に家庭をもつことができなかったのです。皆さんも家庭をもとうと思えば、氏族基盤がなければならないのです。ホームチャーチをすることによって、皆さんの家庭が氏族の中心に位置するようになれば、家庭が守られるのです。ホームチャーチ運動を通して、ヨセフの家庭とザカリヤの家庭を蕩減復帰し、家庭の安全圏に立つことによってイエスの十字架を蕩減復帰するのです。このために皆さんは、家庭をもったならばホームチャーチに住むのです。

 「霊(界)肉(界)統一式宣布j l982.2/22

4.再臨主の程

文先生の21年路程(3次7年路程)の目的=ホームチャーチの基台完成

私がなぜ、どんなに非難されながらも、悲しみを耐え、命を懸けて、ホームチャーチをつくりあげようとして生きてきたか、その理由が、今初めて分かりましたね。ホームチャーチこそ、私がしようとしたことであり、イエス様、そしてすべての宗教家がしようとしたことです。今、あなた方は、そのことが分かりますね。ホームチャーチが目的地であった訳です。

「家庭教会は私の天国J1981.1/1

統一教会において、これからの復帰摂理の終着点はホームチャーチです。このホームチャーチから広がっていくのです。私たちが25年間で、ホームチャーチ運動まで宣布することができたことは、偉大な成果です。天と地がみんな祝福することです。私が苦労してきたのは、これをつくるためでした。イエス様が死んだのも、これをつくるためであり、神様がイエス様を送ったのも、これをつくるためでした。そうすることによって、ここから天国の門が開かれるのであり、それゆえにイエス様は、ペテロに天国の門を開ける鍵を預けていかれたのです。

「統一教会創立25周年に際して」1979.5/1

1979年9月18日は、真の主の勝利を祝う最も記念すべき日です。きょう、私たちはここで真の主に対して、ホームチャーチを完成し、偉大な勝利をあげることを誓いましょう。そう決意した人は手を挙げてください。(はい)。神の摂理を完成させる道を結論づければ、それはホームチャーチによって完結するといえます。

「摂理の歴史的観点」1979.9/18

1976年、全世界が反対しました。ユダヤ教もキリスト教もアメリカも、共産党も、そして五大洋、五大州、宣教師を送ったすべての国が反対しました。アメリカの国会では、フレーザー委員会が先頭に立って反対しました。それで結局、レバレンド・ムーンは負けたのか勝ったのかというと、勝ったのです。彼らは、「白分たちが勝った」とは言いませんでした。こうして蕩減をしておいて、アメリカでの7年間を終えました。そして、ホームチャーチです。

「迫害と祝福」1980.5/1

私はこれを話すにも位置も分からなければ、これを見つけるのにもいかに苦労したか分かりません。死刑囚が、宣告の日が来るのを恐れるように、私は復帰のあの日を、それ以上に恐れました。世界で一番大きな罪を犯した者以上の心情で恐れました。もし、それを突破する瞬間に失敗者になった場合は大変です。それよりもかえって、その時になるまでに打たれて死んで、その条件を神が見て許す道があったならば、そのほうが、それは永遠の道です。十字架につけられるのは問題ではありません。そういう心情でいました。何の話だか分かりますか。ワシントン大会に立つ時、私はもう、死刑台に出るより以上の恐ろしい思いをもっていたのです。それはもう恐ろしい。一歩踏みそこなった場合には、天宙が逆転する。私の生涯が一遍に吹き飛ぶ。そういう危険な立場であるので、神は申し訳ないから霊界を総動員して成功させてくださったのです。だから神様はありがたいのです。フレーザー委員会においても、そういう不幸な立場にあって、神に信頼しただけで勝利したのです。それが神の精神です。

「我々の今後の活動」1978.9/23

私の路程において、もし初めに韓国のキリスト社会から反対されなかったならば、7年間で世界的な基盤を確立することができたはずです。しかし反対されたために、21年間かかることになってしまいました。私はサタン世界の中で第3イスラエルを形成し、これをカナンの地へ導こうとしてきました。そして今や世界的な基盤ができ、私たちはカナンの地まで到達しました。今からなすべきことは、家庭教会によってカナンの地に定着することです。

これを世界的規模でなさなければならないのです。イスラエル民族は、カナンに入ってから土地を12の氏族の間で分割しました。それと同じく、私たちは世界中の神の子女を、それぞれの地の氏族のメシヤとなるべく組織しようとしているのです。いかなる力も統一教会を滅ぼすことはできません。たとえ私が死んでも、それは変わりません。

「家庭教会と天国完成」1979.1/1

皆さんがこのような形で蕩減路程をいくことができるのは、先生が蕩減条件を立てて勝利したからなのです。事実、世界のホームチャーチは世界教会の基盤を勝利した上に立っているのです。分かりますか。(拍手)先生は皆さんが勝利するためのすべての方法を教え、さらにすべてのことを蕩減復帰できるように全世界を小さな世界に縮小しました。これがホームチャーチなのです。イエス様が十字架につくことによって成し得なかったすべてのことをホームチャーチにおいて蕩減復帰することができるのです。

 「家庭教会勝利」1982.1/1

ワシントン大会において私が勝利したことにより、韓国自体が反対しても私は滅びません。韓国が反対しても、もう既に世界的に基盤があるからです。127国家で宣教している国家がすべて、洗礼ヨハネ国家となってしまいました。国家的洗礼ヨハネ圏が、世界的な時代圏に入りました。だから、あなた方が国を越えて世界の果てに行っても、ホームチャーチを決定する権力を得るようになりました。生きた祭壇を勝利することによって、何千、何万回もした失敗の祭壇が、その勝利一遍きりでおしまいになります。それでさようなら。それで故郷に帰ってみた場合には、蕩減復帰は忘れるのです。自分の故郷に帰って、それこそ神の祝福を受け、それから子供を生み、両親共に肩を抱き合って愛する、それが原理原則であります。

「我々の今後の活動」1978.9/23

天の基準から見て勝利が決定した時、神は天勝日を宣言しました。それは多くの話題になった、1976年のワシントン大会の勝利後に来ました。1976年10月4日、神は真の父母の御名において、天勝日を宣言しました。6000年の全聖書歴史の勝利が、その時決定したのです。分かりますか。そしてこの勝利の基台の上に、先生は1977年に天国の新しい暦第1年を歴史に対して宣言できたのです。その時点から、防御の戦いは終りました。私たちのなすすべてが前進です。私たちのなすすべてが勝利の記念碑となるでしょう。その時以来、私たちの戦場はホームチャーチになったのです。ホームチャーチが私たちの前線なのです。ホームチャーチを通して、私たちは、社会の中に浸透していくのです。もしあなた方がホームチャーチで勝利するなら、あなた方は家庭的、民族的、国家的、世界的基準で勝利しているのです。ホームチャーチの勝利はすべての勝利を表しています。

「我々の今後の活動」 1978.9/23

私が自分の子供たちの世話をする時がやって来ました。今は、あなた方が全身全霊を込めてホームチャーチを行う時であり、その間、先生の子女たちは全人類のために、幸福な生活ができるようにならなければなりません。というのは彼らの苦労は、国と世界に反映するであろうからです。子女様が20歳を過ぎ、結婚し、子女をもつ時、もし彼女がまだ苦労の道を通過しているとしたならば、それはこの国、あるいはあなた方、あるいは世界のために良いことではありません。なぜかというとあなた方の子供たちの道も、先生の子女たちの路程と同じ道をたどるであろうからです。私たちはそれを完全に平らにし、彼らが容易に前進できるように主要道路を建設しなければなりません。私が子女の面倒を見るために故郷に帰ろうとしているのは、実はあなた方のためなのです。それは未来のためです。私がそれをしている間、あなた方は前線の兵士になります。私がそうしたように、あなた方も自分の肉体を弾丸や爆弾として使いなさい。時は変わっており、今は素晴らしい時になっています。なぜなら、あなた方の好機が到来しているからです。その挑戦を受けますか。それとも不平を言いますか。

「蕩減復帰摂理歴史」1981.2/10

私はアメリカヘ来て、世界の人々から反対されました。あなた方は私が歩んだように、あなた方の地域の人々の所へ行って、人々から反対されるぐらいにやらなければなりません。私はアメリカヘ来て以来、アメリカが私の家庭教会の対象でした。そして私はその摂理に勝利したので、自分の家庭たる故郷に帰ることができるようになりました。だから私は、昨年、祖国へ帰ったのです。韓国において、11月2日に霊界解放のための特別の儀式を行いました。この儀式の意義は、第1に霊界におけるレバレンド・ムーンの氏族と、他の氏族との間の障壁を取り除くことであり、第2に統一教会と、その他の諸宗教との間の障壁を取り除くことでした。

「家庭教会と天国完成」1979.1/1

5.子女の路程

さて、この統一教会の信者たちは、80年代はどこに向かって行くべきでしょうか。既に私たちが言っているように、今年からは本格的な家庭教会活動を展開しなければなりません。本来のみ旨的観点から見るなら、3次7年路程が終わったならば、完全にホームチャーチ体制を展開させなければならないのです。そこで昨年は「家庭教会と天国完成」という標語をもって1年間を過ごしてきましたが、今年は「家庭教会は天国の基地」という標語で、これからの1年を過ごしていきたいと思います。家庭教会がなければ天国は成就しないのです。家庭教会がなければ、何も成就することはできません。

「家庭教会天国基地」1980.1/1

78年は、第3次7年路程の3年が残っています。祝福家庭は第3次7年路程が終わらないから無理しているのですね。それは認めていますが、第3次7年路程が終わった場合には、あなた方はホームチャーチに帰って、家庭をもって誇り高らかに生活するようになるのです。それが祝福家庭の立つ道であります。だから命懸けでしなければなりません。こういうふうに私が教えてやって、あなた方がそれをするかしないかは、私には責任が全くありません。

「家庭教会天国基地」1980.1/1

1981年は3次7年路程の最後の年であり、その年から2000年まで、全世界がホームチャーチ体制に編成されます。そうすると、真の父母が1960年に立てられてから、40年が完了します。私たちがこの地上世界で多くの仕事をすればするほど、地上に及ぼす霊的現象はそれだけ多くなるでしょう。霊的協助は強くなるでしょう。ホームチャーチは天使界のようなもので、勝利したアダムとエバに仕える立場になるのです。あなた方はホームチャーチにおいて、自分の権限を行使して、自分たちを協助するように霊界に命令するようになります。あなた方はその権限が与えられているのです。ホームチャーチの勝利的基盤の上で、初めてあなた方は、ちょうどエデンの園で完成したアダムとエバが罪なき子女を生んだであろうように、罪なき子女を生むことができるのです。誰もその清い子女には向かってくることはできません。あなた方は家庭をもつ前に、これらすべての条件を全うしなければなりません。

「真のカップル」 1979.5/27

さあ、今日の課題は何でしたか。「家庭教会は私の天国」。天国とは誰の天国ですか。あなた方のお父さんやお母さんの天国ですか。それは私の天国です。これまであなた方は、ホームチャーチは統一教会内部の、ある制度だとか、教えであるとか考えた人も多かったかもしれません。しかし、もはやそうではありません。統一教会におけるホームチャーチは、私という個人的な、本当に個人的なものであり、大勢とか、すべての人に属するといったものではなく、文字どおり私の天国なのです。

「家庭教会は私の天国」1981.1/1

そして、続く3年目の今年は、「家庭教会は私の天国」です。この「私」というのは先生ではなく、あなた方のことを示しています。あなた方を中心とした言葉です。今まで家庭教会の概念は、より全体を意味していましたが、今回はより個人的なものを意味しており、それは個人に関連し、私の仕事であり、私の天国です。今は自分にとっての直接的時代に人ってきたことを知ってください。

「家庭教会は私の天国」1981.1/1

さあ、今年の標語は何ですか?(「ホームチャーチは私の天国」です)。皆さん、その天国はどこにありますか。イエス様は、天国がどこにあるかと問われた時、「天国はあなた方の心の中にある」と言われました。では統一教会においては、天国はどこにありますか。統一教会では何と教えていますか?(ホームチャーチ)。それはあなた方の心ではなく、あなた方のホームチャーチの中にあります。イエス様の時代には霊的基準で見る時は、心の天国となってしまうのです。心の天国とともに体の天国が形成されなければなりません。すなわち、天国はどこにあるかといえば、心にあり、私にあるという結論を下すべきです。心の天国があるならば、体の天国もあるはずです。そして、体の天国があった後に、ホームチャーチ、家庭の天国ができあがることを知らなければなりません。

「家庭教会は私の天国」1981.1/1

私は、きょうが第1次の3次7年路程の終了と第2次の3次7年路程出発を宣言する父母の日であることを宣言します。ですからあなた方は独立し、自主的なメシヤの立場になるのです。何を

しようとも、それはあなた方の責任です。あなた方は、自分のホームチャーチに地上天国をもたらすために、自主的で自立したメシヤとして行動するのです。レバレンド・ムーンの伝統的な精神は、どんな外部からの援助も受けなかったということです。国の助けも受けずに始めました。自分が国を助けると思うのです。

「み旨の完成と父母の日」 1980.4/15

私が、21年路程の終わりに厳粛に宣言したのは、真に歴史的な勝利です。私の3次7年路程の間、私は単独で責任をもって歩みましたが、今この勝利の基台の上で私は、主としてあなた方によって歩まれる3次7年路程を発表することができます。あなた方の任務は、私のものと比べれば非常にやさしいです。なぜならば、私が大きな主要道路を建設してしまったからです。あなた方がしなければならないことは、私の歩みに倣うことだけです。私はアメリカ政府に立ち向かい、共産主義に立ち向かいながら、世界的なレベルで戦いました。しかし、あなた方が戦わなければならないすべてのものは、ホームチャーチにおける勝利のためなのです。それがあなた方の世界です。私は罪を着せられ迫害されてきましたが、あなた方の時代は違うでしょう。あなた方はもはや迫害されないでしょう。あなた方は、人々に歓迎されることでしょう。

 「蕩減復帰摂理歴史」1981.2/10

私は最初の3次7年路程の完成を宣言します。それだけで偉大な勝利です。また、2度目の3次7年路程の出発を宣言しました。そこにおいて、私たちの生涯の期間中に全人類の再編成が行われます。ですからあなた方は、愛の伝統をあなた方の基準において成就し、完成させる必要があります。そのためにあるのがホームチャーチです。ホームチャーチは、氏族のメシヤとなり、愛の伝統を実践するためのものです。あなた方は新しいメートル原器のようなものです。ですからあなた方はいつも複写されます。出て行き、ホームチャーチの複製をつくるのです。あなた方のホームチャーチの360軒の複製---それはあなた方の仕事です。分かりますか。

「真の父母の使命」1980.4/20

私は一生の間苦労しましたが、あなた方は一生の間栄光を享受するのです。これから25年間、このようなことをするとしたらどうなるでしょう。その時には歓迎を受ける栄光の時代か来るのです。私の受けることのできなかったすべての栄光を、みなあなた方が受けるようにしようとするのが私です。そのような歓迎を願う戦いが始まるのです。神の愛をみんな一束に包んで、その時代と環境に合わせるのです。あなた方は今、ホームチャーチが早くできたらいいと思いますか。

「統一教会創立25周年に際して」1979.5/1

先生はこの道を実際に世界的に歩みましたが、皆さんはそれを縮小したホームチャーチ基盤だけをつくればよいのです。レバレンド・ムーンという親木から少しだけ枝を取って植えるだけでいいのです。(それだけで親のすべてを相続するのです)。皆さんはホームチャーチにおいて、物権時代、人権時代、神権時代と先生が歩んだ道を、象徴的にせよ、同じように歩むでしょう。もとの親木がそうであるように、その枝と種子は人々からどのように反対されようとも、繁栄し、死ぬことはないでしょう。皆さんは自分のホームチャーチにおいて、物権時代、人権時代、神権時代、愛権時代を通過して天国を実現しようとしているのです。このようなことは霊界にも連結するのです。ですから、万一これをしないで霊界に行ったとすれば、皆さんは後悔することでしょう。これはみ旨というよりも運命の道なのです。

先生がこのようにして世界的蕩減を果たしたということは、結局皆さんもホームチャーチを通して、世界的蕩減を果たさなければならない運命をもったということになるのです。ホームチャーチは必要ですか、必要でないですか?(必要です)。もし、ホームチャーチがいやならば、先生のように初めからすべてをやり直しますか?(いいえ)。それでは、その道がお金のある人だけが行けて、農村にいる貧しい人たちは行けない道であったらどうなるでしょうか。しかし、ホームチャーチは万人にとって共通的な道なのです。

[み旨の道」1982.5/30

今年の年頭標語は、「家庭教会は私の天国」です。あなた方は私に対する何らかの好意としてホームチャーチをしているのではありません。それは、あなた方の天国なのです。私は、あなた方が、それをなし終えるのに、21年かかることを望みません。すべてが最初の7年間で終わっているべきです。神は私に、休暇をとるように、と頼み続けていますが、私はそれをもっと後で取らせてくださいと頼んでいます。あなた方が休暇もとらずに自分のホームチャーチに行き、押し倒され、迫害される時、不平を言いますか?(いいえ)。そこであなた方は氏族的メシヤの証明書を受け取るでしょう。あなた方は、ホームチャーチ運動の完成の後、祝福される権利をもちます。イエス・キリストは、ホームチャーチの摂理をもたず、天的な結婚式をもつことができませんでした。あなた方が今、祝福されているとしても、ホームチャーチの摂理を完成させてしまうまで真に家庭をもつことはできません。まずホームチャーチをつくりなさい。

「蕩減復帰摂理歴史」1981.2/10

ホームチャーチとは何でしょうか。どうして私はそんなにホームチャーチの摂理を強調するのでしょうか。それは、ホームチャーチはあなた方がメシヤになる道だからです。私は今日まで多くの勝利をなしてきました。その勝利をあなた方に相続させてやりたいのです。そのためには、あなた方がその勝利の基盤、栄光を相続するにふさわしい条件を得なければなりません。360軒ホームチャーチは、あなた自身の世界です。私はあなたに小世界を与えたのです。それはあなたの内的な世界、外的な世界の両方を意味します。あなた方が360軒ホームチャーチに行く時、内的・霊的な面から出発します。そして最終的には外的にも勝利します。そこでは霊的現象が起こり、霊界が援助するようになります。

ホームチャーチはあなたの基盤であり、訓練場であり、果たさなければならない義務です。そこで勝利すればあなた方は社会へと進み、国家へと進みます。そうしてあなた方は復活するのです。ホームチャーチを通過することなく、世界の平民、天国の平民となることはできません。360軒はあなた自身の家です。あなた自らで自分の家をつくっているのです。そこで食べて寝るのです。そこで何でもできるのです。  「摂理の歴史的観点」1979.9/18

ホームチャーチをする25年間を考えてごらんなさい。どうなると思いますか。それはあなた方が主人となり、神が共におられるようになります。私が世界的であるから、あなた方も世界的になり、神が私を知ってくださっているように、これさえやれば、神様はあなた方を覚えてくださいます。このような特権を与えようとするのに、それを「いやだ」と言う人は滅びてしまうことでしょう。私が世界的な基盤を整える時、また私が苦しい時には神様が慰めてくださったりしましたが、あなた方の困難な時には、私が導いてあげます。そして、私とあなた方と、ホームチャーチのメンバーが、永遠に共に生きるようになるのです。私たちは愛に陶酔してしまうのです。愛の鎖でつながれているので、切り離すことはできません。霊界においてそうなっているのです。そのような戦いを、あなた方はやってみますか。

「統一教会創立25周年に際して」1979.5/1

このことは、正に相似的なことです。イエス様がイスラエル民族に再び現れたように、ペンテコステは世界の至る所で起こるでしょう。それが今、起こっているのです。驚くべきことが起こります。ちょうどあなた方はイエス様の立場で、どこへ行ってもイエス様の出現があるでしょう。ただあなた方はもっと進んだ立場です。イエス様の時には、一ヵ所だけでしたが、今は一時に何十万という場所に現れます。

「家庭教会は私の天国」1981.1/1

あなた方はホームチャーチを通過せずして天国に入ることはできません。イエス様は、「私は道であり、真理であり、命である。誰でも私によらないでは、父のみもとに行くことはできない」と言いました。しかし私は、「私は道であり、真理であり、生命であり、愛である。誰でも家庭教会を通ってこない者は、父のみもとに行くことはできないと言います。黙示録の書は、終末に14万4千人の人々が集められ、彼らは天国へと引き上げられるだろう、と述べています。しかし黙示録が述べていることは、終末には私たちは世界中で14万4千のホームチャーチを必要とし、それを通して私たちは天国へと引き上げられるのだ、ということです。

「蕩減復帰摂理歴史」1981.2/10

だから世界的勝利圏を360軒によって、蕩減復帰する訳です。5パーセントの責任分担として、それを360軒の内容を自分が果たすことによって、自分を主体として自分に引き付けるようになれば、それは一つになります。そうしたら自分の故郷に帰ることができます。エデンに帰ることができるというのです。そして帰った時には、次男の立場が長男の立場になるのです。

「霊(界)肉(界)統一式宣布」1982.3/28

そういう訳で、カイン・アベルということを考えて見ると、自分の故郷に帰るには、カイン圏の5パーセント基台である360軒を消化してから帰れということになる訳です。360軒を消化して行った場合には、私が帰る時に韓国民が共に歓迎するのと同じように、歓迎してくれるのです。360軒は、世界的先生の勝利を受け継ぐ、あなた方の責任分担5パーセントであるということです。これは絶対、通過しなければなりません。万民共、復帰の道をたどれる者はこれを命懸けでしなければなりません。それをなさない者は、教育しても何の価値もありません。

「家庭教会天国基地」1980.1/1

あなた方は絶対的にこの道を行かなければなりません。それをずっとまとめて世界的蕩減をなさなければ、アベル圏の国家基台がなくなります。勝利したということは、アベル圏における世界的基地を得られる時代に入ったということです。それが360軒を中心としての私たちのホームチャーチ活動なのです。2年前からそういう計画をしていました。今から本格的です。ホームチャーチのない者は、蕩減復帰を中心として行く道がなくなってしまいます。いくら昔のイエス様時代に、あるいは3年前にロンドンに、ニューヨークにいて、先生がホームチャーチをつくったとしても、それはサタンが認めません。神様も認められません。勝利の基台を得たのだから、ホームチャーチを中心とした民族を編成することができるのです。ホームチャーチを中心として、民族を中心として、世界を攻撃することができるのです。そのような基盤ができました。ホームチャーチをつくるには、カインを屈伏させなければなりません。カイン的家庭、カイン的個人、カイン的氏族、カイン的国家、世界的蕩減条件を立たせなければ、自分の故郷には帰れないのです。

「祝福を迎える一日」1978.9/22

父母の日に、真の父母を中心として祝うことができるように、あなた方は自分の360軒の中において、あなた方自身が父母の立場に立って、人々が祝うことができるようにしなければなりません。そうすることによって、それはあなた方を父母として祝う日となり、そうしてまたあなた方は24時間、戸を開けて食事を用意し、あなた方の霊の子供たちを迎えて祝うのです。そのようにして、カイン型のホームチャーチが完成すれば、次の段階としてあなた方は故郷に帰り、両親、親族を中心としてアベル型ホームチャーチをつくります。そこであなた方は氏族のメシヤとなります。そうなれば伝道などの困難な道を行かなくてもよくなるのです。そこでは神と人とを引き離すものは何もありません。神の方向に向くアンテナが示してくれるのです。

「真の父母の日と我々の家庭」1979.3/28

今までは世界に向かって、散らばって問題を起こしていく統一教会でした。世界のために大騒動を起こしました。しかし今、そういう時代はもう過ぎ去りました。「故郷に帰りますから、お父さん、お母さんすみません」と手紙を出せばいいのです。何年後かには、完全に荷物をまとめて「今まで親孝行できなかったから、今から帰ります。日本の親孝行したいかなる娘、息子より親孝行しますから、お待ちください」と手紙を書くのです。

「我々の今後の活動」1978.9/23

迫害は過ぎ去り、統一のホームチャーチの基盤は歓迎の基盤の上に迎えられるようになった。力を尽くしてやれば、原理だけ完全に消化して語れるようになれば、6ヵ月以内に完全に終わる。長くて6年。6年もいらないだろうね。そういうふうにした場合には、君たちにとってその360軒は自分の天国だ、自分の国だよ。氏族のメシヤ。メシヤとは何かというと、氏族の王様だよ。氏族の王様がたくさんつながれば、自動的に復帰される。

「ホームチャーチと8段階復帰路程」1981.11/13

それで神様からいえば、6000年の蕩減を立たせようとしてできなかったのを、先生からいえば60年間で蕩減した。蕩減したそのものを、君たちにおいては、サタンの反対のない立場において6ヵ月以内に蕩減できる足場を相続することができる。分かりました?それが何かというとホームチャーチである。家庭教会。みんな切れているんだね。どこかで切れている。先生自体における60年間において、これをみんなつなげて勝利圏をなしたね。その出たり入ったり、出たり入ったりして連結したものをね、君たちはその60年の基準を、こういうふうにして6ヵ月期間において屈伏させて帰ってくる。兄さんの立場でなければ上がっていかれない。

 「ホームチャーチと8段階復帰路程」1981.11/13

さて、あなた方の任務は小さなものです。つまりそれは、360軒の家庭です。あなた方は、私か通過した苦難を通過する必要はありません。あなた方がしなければならないことは、7年間で、愛によってあなた方のホームチャーチを完成させることだけです。そうすればあなた方は、私が勝ち取ったと同じ、勝利を得ることのできる資格を与えられるでしょう。あなた方の生涯中に、あなた方の使命を完了し、完成してください。それを次の世代にまで引き延ばしてはいけません。第2段階は、常に最も難しいということを、あなた方に警告したいと思います。あなた方は、第2次21年路程の中にいます。2番目の息子アベルは死に、アブラハムの2番目の息子イサクはあと少しで殺されかかりました。アダムは第1段階で、ノアは第2段階でした。ノアの3人の子供たちのうち、2番目の息子ハムは失敗しました。イエス様は第2のアダムであり、彼は十字架にはりつけにされました。だから私は、あなた方に、それは簡単なものにはならないだろうと警告するのです。

しかし、それをなすことができます。それはあなた方にとって比較的たやすいのです。なぜならばあなた方は、サタンが個人的にあなた方を告発できる場から、自分自身を移してしまったからです。つい最近まであなた方は、たった一人の人を見いだすために、至る所をさまよい歩かなければなりませんでした。今あなた方はそれをする必要はありません。なぜならあなた方は、どこに行くべきかを知っているからです。60年以上もの間、私はこの道を歩んできています。あなた方はそれを6年ですることができます。統一教会において、ホームチャーチは命綱です。これは、生か死かがなされる場であり、勝利か失敗かがなされようとしている場でもあります。きっとあなた方は多くの困難を経験し、時々落胆するでしょうか、これらすべてのことは過ぎ去っていきます。長く続くことはないでしょう。

「蕩減復帰摂理歴史」1981.2/10

そうするには原理を教えなければならない。だから自分の所有は― 原理から見た場合に、― 自分の所有になる前に父母の所有になるべきである、というんだね。原理が分かった場合には、ホームチャーチの責任者に「どうぞ、これはホームチャーチの責任者のものです」と言う。しかし、ホームチャーチの責任者自体がそれをもつことはできないよ。それも真の父母の所有であった、というんだね。真の父母自体もそれは自分のものではない。真の父母の所有になる前には、神様の所有であった。そういうふうにして神様までこういうふうに届けて、神様から真の父母を通して、自分、ホームチャーチの主人を通してもらわなければ、自分の所有権が生まれてきません。いくら自分の住んでいる家だといっても、自分の家ではない。それを自分の所有にするには、ホームチャーチの責任者を通して、真の父母を通して天に捧げて、天の名前でもって捺印をして、それから真の父母に授けられ、それから真の父母からホームチャーチの責任者に授けられ、ホームチャーチの責任者から授けられてこそ、初めて自分の所有権が生まれてくるんだよ。この原則があるから世界すべては、神以外のものではない。

自分のものになる前に、誰のものになるって?(真の父母のもの)。真の父母のものになる。統一教会のいうホームチャーチからいえば、そのものは自分のものではない。真の父母のものになるんだ。真の父母のものになる前に、神様のものになる。だか  ら日本の国は誰の国か。結局は神様の国である。世界の国はみな、神様の国である。そういうふうに考えて見れば、みんな泥棒だ。

「ホームチャーチと8段階復帰路程」 1981.11/13

ホームチャーチをしなければ、祝福を受けても何の意味もなさないのです。息子や娘がいたとしても何になりますか。イエス様もホームチャーチを中心にして祝福を受けようとされたのです。ホームチャーチをなさなければイエス様が讒訴し、次には先生が讒訴します。今まで話したすべての言葉が皆さんを讒訴するのです。そうなってもいいでしょうか。学校では、校長先生が提示したすべての学課を通過してこそ、校長先生に褒められ、自分を主張することができるのであって、そのままでは、自分を主張できないのです。

  「家庭教会勝利」1982.1/1

 

社会とか国家とは、何のことですか。それは家庭が拡大したものです。ゆえに一つの小さなモデル型の家庭が拡大して、国家が築かれます。誰であっても、「私は両親と全く関係ない」などと言うことはできません。あなたと両親は一体です。天国では、親に認められない子供は、どこに行っても認められません。ホームチャーチにおいても、そこの親たちにまず認められなければなりません。今まではカイン型のホームチャーチについて話しましたが、あなた方の両親、兄弟、親類からなるアベル型ホームチャーチで勝利するのは、もっと簡単です。そこでもあなた方は、まず第1に両親に認められなければなりません。そうしなければ社会に認められないのです。

 「摂理の歴史的観点」 1979.9/18

ホームチャーチを勝利しなければ、国家や世界の指導者になることができません。不可能です。なぜなら、あなた方は常にサタンの非難、告発を受けるからです。「あなたはホームチャーチを勝利できなかった。なのにどうして他のことをする資格があろう

か」と。あなたかどんなに高い教育を受け、大学を卒業していて博士号をもっていたとしても、その一つの条件を満たさなければ何も受け入れられません。しかし、ホームチャーチは、1年1年勝利しやすくなっています。なぜなら、統一教会を受け入れる人が年々多くなっており、私を正しく理解し、イメージも変わり、信望も大きくなっているからです。

あなた方はホームチャーチを完成し、勝利してから祝福を受けるのです。それが順序です。しかし、ホームチャーチを勝利する前に祝福を受けた人が多くいます。それは神と真の父母が、あなた方を自分の枝として扱ってくださるからです。真の父母は根であり、幹です。幹に生命があり、花を咲かせれば小さな枝にも花が咲き、幹が実をつければ枝も実をつけます。なぜなら、あなた方は真の父母の一部であるからです。しかし、素晴らしい実をつけるかどうかは、あなた次第です、

「摂理の歴史的観点」 1979.9/18

皆さんが霊界に行った時、過去の歴史において殉教した多くの聖人たちに会います。その聖人たちが信仰生活しながら殉教するまでの一生は、今日のホームチャーチの活動よりも難しかったでしょうか、やさしかったでしょうか?(難しかったです)。それでは、あなた方は何の特権によって、そうなったのですか。それはただ真の父母のみ言と、命令に従順に従ったという、それだけの条件が特権となったのです。霊界にいる人たちはホームチャーチをもっていると思いますか?(もっていません)。皆さんはどうですか。真の父母によって、驚くべき恩賜と福を賜ったという事実を知らなくてはなりません。皆さんは、それを蹂躙するのですか。

このような基盤を築くために数多くの国が滅び、数多くの氏族か滅び、数多くの国民、数多くの人々が犠牲になってきたという事実を知らなくてはなりません。皆さんは霊界に行って、それらの人々を指導し、教育しなければならないのに、一体何をもってできるのですか。真の父母のみ言を聞いて順応したという事実をもって、そのことが許されるのです。

「家庭教会勝利]1982.1/1

私はこの目で、あなた方が家庭教会の摂理を完遂するのを見たいのです。あなた方が使命を果たして天国を完成してから、霊界で私に会う時、私は「さあ、大いに休み、永遠に楽しく過ごしましょう」と言うでしょう。しかし、もし使命を果たさずに霊界へ行って、「どうか私を憐れんでください」と頼んでも、私は、「私はあなたを知らない。私から立ち去りなさい」と言うでしょう。なぜなら、私が神の指示に従ってあなた方に、地上にいる問になすべきことをあれほど強調したのに、あなた方がそれを果たさなかったからです。だから今年の最初の4ヵ月の120日間において、あなた方は各自が全力をあげて家庭教会のために働き、霊の子女を獲得するように頑張るのです。そうすれば、大いなる天の祝福が来るでしょう。

「家庭教会と天国完成」1979.1/1

きょう私たちは神の日を祝っていますが、神が何よりも喜ばれるのは、あなた方が家庭教会を完遂するという、決意を神の前に捧げることです。だから私たちは確信をもって実行しましょう。神は中途半端なことが嫌いです。最後まで徹底的に行うことを好みます。もし神が途中であなた方を助けたりしたら、あなた方の蕩減条件はかえって大きくなってしまいます。神は、あなた方が困難と戦いながらも、最後まで使命を完遂することを願われるのです。

だからあなた方はどんな困難な中にあっても、「神よ、あなたの子が立派に勝利するのを、どうか見ていてください。決してあなたを失望させることはしません」と言いましょう。

「家庭教会と天国完成」1979.1/1

アポロ11号を月に送るための発射台、ケープケネディのようです。360軒は、あなた方の発射台です。あなた方なしに彼らは1日なりとも生活できないのです。サタンの最も恐れるのは、ホームチャーチです。なぜならば、愛は武器だからです。あなた方はそれを無条件に愛します。サタンには、それに対する防御がありません。ですから私たちは、その方向に向かって行進すべきです。私の後について来てください。真なる愛、真なる教育、それは二つの最もダイナミックな基本的目標です。あらゆる困難を消化するのです。

 「み旨の完成と父母の日」1980.4/15

ホームチャーチがなかったならば、あなた方はきっと後悔します。あなた方は不幸です。あなた方は愛の伝統を必要としますか?(はい)。では、それを行いなさい。あなた方が本当に愛のある人間であるならば、本当に神の愛を相続したならば、真の父母を愛する人になることができます。あなた方は真の父母を愛する分だけ、ホームチャーチを愛することができます。ですから、あなた方が真の父母を愛する分だけ、他の人々もあなた方を愛するようになります。

その関係は複製されるのです。したがって真の父母の伝統は、あなた方の家庭にも成就されるでしょう。そして必ずや神の住む場所となります。将来、統一教会という名前は必要なくなるでしょう。あなた方が伝統を相続するのです。この道を通らなければ、誰も天国に入ることはできません。あなた方は天国の愛の博物館に入りたいと思うのでしょう。その基準を合格したいと思うのでしょう。そのテストの場所がホームチャーチです。

「真の父母の使命」1980.4/20

メシヤとは、霊的勝利と霊的天国をこの地上にもたらし、地上天国を実現する方です。あなた方は家庭教会を通してメシヤの理想をこの世界に伝える存在ですから、メシヤの代表であり、神の大使であり、その使命を成就することによって、あなた方は氏族のメシヤになるのです。もしあなた方が使命を果たさなかったならば、あなた方が責任をもった家庭教会の地域の人々が、「我々はレバレンド・ムーンの教えを受けたいと思っているのに、なぜお前は我々を導かなかったのか。レバレンド・ムーンか20年以上もかかって基台をつくられたお陰で、お前は7年以内で果たせたはずなのに、なぜ使命を完遂しなかったのか」と言って、あなた方を讒訴することでしょう。だからある意味では、家庭教会の人たちがあなた方を裁き、十字架にかけることになるのです。あなた方はそれに対して言い訳ができません。

「家庭教会と天国完成」1979.1/1

あなた方が、きょうの父母の日に、確実に深く心にとめておかなければならないことがあります。真の父母の伝統を相続するには、ホームチャーチを中心にして氏族的メシヤ、真の父母としての立場を確保し、そのホームチャーチを基台にして間違いなく伝統を相続してこそ、あなた方はホームチャーチのメンバーに歓迎されるのです。そして、真の父母の価値をもって全体を命令し、全体を統率して、家と家との境界線のない環境をつくってあげるのです。そうしてあげなければ、地上における天国建設は不可能であるという事実を知らなければなりません。そのことを知らなければなりません。もし、それをあなた方がしなければ他の人たちがするでしょう。第2世を立ててでも、この原則を達成させるでしょう。

  「父母の日と現世」1981.4/5

だからあなた方がどのくらい家庭教会を愛し、そのために努力するかが、全人類の運命を決定することになるのです。あなた方は自分の夫や妻、子供、親兄弟よりも、家庭教会を愛するという条件を立てなければなりません。2000年前、イエス様は「自分よりも親、兄弟を愛する者は自分にふさわしくない」とおっしゃ

いました。今回私は、「家庭教会よりも自分の夫や妻、子供を愛する者は天国へ行くにふさわしくない」と宣言します。天国へ入るためには、家庭教会を通過して行かなければなりません。韓国にいようと、アメリカにいようと、どこにいようと、それは変わりません。イエス様は天国へ入る鍵をペテロに与えられました。今日私は家庭教会を、あなた方が天国へ入るための鍵として与えます。

   「家庭教会と天国完成」1979.1/1

家庭は社会の単位であり、国家の単位、天国の単位です。復帰の路程において私たちは、家庭を離れ、家庭を犠牲にして、世界のために働かなければなりませんが、しかし一度真の家庭を復帰すれば、その時点、でそういう犠牲は必要なくなるのです。本来、自分の家庭において両親、兄弟、姉妹を愛することができない人は、社会、国家、世界においても受け入れられません。両親が「自分の息子は親孝行である」と言い、また兄弟たちからも自分の兄は優しくしてくれる」と言われるようになって初めて、社会、世界に出て行くことができます。なぜなら家庭は、あなた方と神を結ぶ基盤であるからです。ですからその基盤で失敗した場合、どうして他の社会で成功できるでしょうか。

「真の父母の日と我々の家庭」1979.3/28